- Amazon.co.jp ・本 (360ページ)
- / ISBN・EAN: 9784575524048
作品紹介・あらすじ
重ノ木さちは、くすのきクラブというフリースクールに通う小学五年生の女の子。そのフリースクールに真崎ひかりというおばあちゃんがボランティアとしてやってくる。週に一度、ひかりおばあちゃんと触れ合ううちに、少しずつさちの日常に変化が……。10万部を超えるヒット作『ひかりの魔女』の書き下ろし第三弾。
感想・レビュー・書評
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表紙に惹かれて手に取りました。
魔法使いのように人を幸せにするひかりおばあちゃんシリーズ第三弾。
小学四年生のさちは事件をきっかけに不登校になりフリースクール通いをしていた。
ひかりおばあちゃんの魔法でさちが前向きに変わっていく優しいお話。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
最後まで読み終わって、あらすじを読んで第1弾と繋がっているのか〜!とやっと気づいた私です。
そういえば、暴力団同士の騒動があって、その組長同士の話し合いの場をひかりさんが設けたんだったなと記憶が蘇りました。
なんでさっちゃんに最初からひかりさんが寄っていったのか、そういうことだったのねぇと腑に落ちました。
さっちゃんは魔法使いの後継者に選ばれたと自分では思っていて、そういうふうに幸せな勘違いが続いていくのはいいなぁと思いました。 -
1巻で撃たれた小学生の子だったんだ。人事の様な事件だけど、ちゃんと被害者に寄り添って、、ひかりさんを添えるとか素敵だな。教え子の暴力団の組長に頼まれたと思って最後に手の内を明かすのかと思ったけど、本当に天命が引き合わせたのかな、出会いがちゃんと繋がり、人も生活も変えて行くのがわかりやすくて良い、ひかりさんがモミの木にたどり着くのは導かれたのかな、お母さんが直接会わないとか、交流する所も見てみたいって、余計な登場人物がなくて、本当に罪な担任もアッサリ登場して、あんな程度で良いと思う。成長するさち良かった
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山本さんの作品を読むといつもこういう人になりたいと思うことができます。楽しく読めました。
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ある事件が引き金となり、フリースクール「くすのきクラブ」に通う小学五年生の重ノ木さち。
そのフリースクールに、真崎ひかりというおばあちゃんが、ボランティアとしてやってきます。
週に一度だけですが、ひかりおばあちゃんと触れ合ううちに、さちには少しずつ変化が。
人との関わり方を考えさせられます。
本作も、暖かい気持ちにさせてくれます。 -
ひかりさんはもちろん、さっちゃんがすごい!
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ひかりの魔女シリーズの第3段。
ほんわかしたホームドラマのイメージは相変わらずで、気軽に楽しめます。
不登校になっちゃったさっちゃんの物語。
家族全員が学校の対応に不満を持っていて、先生たちに対する接し方が良かった。
テレビドラマになったら良いのに。 -
5年生のさっちゃん。私が5年生の時こんなにいろいろ考えたりしていなかったよ
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『ひかりの魔女シリーズ』第三弾。これも大好きなほっこりシリーズ。
『魔女』である真崎ひかりさんは80歳超えのお婆ちゃん。でも、日々の鍛錬のおかげで背筋もピンとしているしスタスタ歩ける。
何より素敵なのはその人その人の自分でも気付かぬ個性を伸ばす手伝いをさりげなくできること。
そして、人と人をつなげる力を持っている。
とても素敵だなぁ。こんな人に私もなりたかったな。(^^)