- Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784575525106
作品紹介・あらすじ
京都旅行へ行くはずだった洋食店で働く柴崎明日香が気づくと、そこは千年以上前の平安時代の京都だった⁉ 成り行きで安倍晴明の邸で包丁を振るうことになった明日香だが、その料理の評判は瞬く間に都中に広がり、藤原道長に料理をふるまうことに――
感想・レビュー・書評
-
平安時代の子でも味覚は同じなんですね!フライドチキン、美味しそうでした!現代の料理を平安時代でも再現しようとする根性がすごいです!
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
源平ものを読みすぎていたので、久々ほのぼのしました。平安の中でも一番よく描かれる一条朝時代が舞台。有名人が勢揃いで皆良い人、史実関係無しで今のところ事件もないですが、平安時代の食事に特化されて当時の食事事情がとても興味深く面白かったです。いつもの食事からいきなり肉、バターなど摂取して胃腸大丈夫かなと思わなくもないけど、初めて洋食を食べた新鮮な驚き、素直な感想とか描かれ確かに平安飯テロなお話でした。続きがあるような?という終わり方でそこも気になる。
-
転生なのかタイムトラベラーなのか最後まで不明。中務の設定も…。
料理に必須のスパイスが正倉院に収蔵されている、というくだり、は一寸面白い。 -
面白かったですよ。今と当時の違いとか、そこを無理矢理解決していくところとか。
定子様が隆家の子になっててガッカリだった…道隆の長女です。隆家は道隆の次男で定子様の弟です。一条帝の後宮を描くのにこんな初歩でのミスは悲しいな…定子様は最推しなので。過剰反応してしまう…
清少納言ファンとしても、あの描かれ方は悲しい。