- Amazon.co.jp ・本 (290ページ)
- / ISBN・EAN: 9784575658132
感想・レビュー・書評
-
静かな殺人の物語。何時の時点で殺人が起こったのか、見誤っていました。悲しい事件でした。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
トリック、探偵なき推理小説です。
その物語の深さには驚かされることでしょう。
一見すると何のつながりのない事件に見えますが…
ただし、結構文章的には
犯人のヒントとなる記述が
多めなので、勘の鋭い人は
女性が殺害されたあたりで
わかってくるかと…
最後も静かに終わります。
勧善懲悪でもない、
本当に特殊なミステリーです。 -
日本語って…日本語って…!!
+++
題名の『細い赤い糸』なんだけど、「ぎなた読み」すればどうとでもとれる。
ここにでてくる事件は不思議と絡み合い、やがてひとつになっていく。
短編としても読めるし、最後には一本の長編としても読める。趣向がいくつも凝らしてある良作。一回読んだら忘れられないと思う。すごい興奮して一気読みした。
この著者の本はこれしか読んでないけどまた他のも読んでみたい。
これ以外を見かけたことないんだけどね。 -
日本探偵作家クラブ賞(1962/15回))
-
初版本
-
基本的に日本推理作家協会賞受賞作は読むべきです。お勧めです。