猫でござる(3) (双葉文庫)

著者 :
  • 双葉社
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575668988

作品紹介・あらすじ

あたいは三毛の福にゃんこ。神田の生まれでチャキチャキ江戸猫、煮干しと昼寝が大好きで、お祭り騒ぎも後の祭りも、まーるいお目々でお見通し--。愉快で気ままでときどきホロリ、名前はなくとも誇りはある。映画『武士の家計簿』脚本家・柏田道夫が贈る傑作ねこ時代小説シリーズ、感動の最終巻!

感想・レビュー・書評

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  • 歴史的物語と実は猫が関わってたかもしれない話
    並行して、猫と関わり深かった忍者とそのムラの話

    興味深い

    けど、ごめんなさい
    最後まで付き合えなかった
    軸に出てくるお玉となろ吉の行く末は気になった

    ホントに気になったんだから頑張って読もうと思ったんだけどね?

    私のキャパ超えただけなんだと思います

    これほどページめくりまくって読みたいとこだけ呼んで終わらせた本は初めて。

    歳はとりたくねぇ>_<
    還暦を前にして、読み物に対する根気ってもんが亡くなっちまったようだ

  • どのお話も必ず猫がキーワード。
    猫と共に忍びをする忍者一族「猫目一族」の4人。

    忍者の世界も時の権力者の都合で力関係がかわる。
    猫目一族は他の一族から排斥された一族。

    政治の世界の権力闘争、市井の中の事件。
    この4人が、絡んだ事件を物語にした短編のあつまり。

    当初文庫本にする計画がなかったのか?
    時系列でもう少しまとまりがあると、わかりやすかったんじゃないかなぁ〜。と。

    ただしどれも、歴史の中の区切りとなるような実在の権力者や逸話を盛り込んでいるので、それはそれで面白い。

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著者プロフィール

小説家、脚本家、劇作家、シナリオ・センター講師。
95年、歴史群像大賞を『桃鬼城伝奇』にて受賞。同年、オール讀物推理小説新人賞を『二万三千日の幽霊』にて受賞。
映画脚本に『GOTH』『武士の家計簿』『武士の献立』『二宮金次郎』『島守の塔』など。
著書に『しぐれ茶漬 武士の料理帖』『面影橋まで』(光文社時代小説文庫)『猫でござる』①②③(双葉文庫)ほか多数。

「2023年 『劇的! 小説術』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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