面白雑学カレーライス物語 (双葉文庫 い 10-1)

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  • Amazon.co.jp ・本 (287ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575710793

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  • カレーとは 一体何なのか?
    それを 雑学的に アプローチする。
    著者は まず ウコンの本を出していて、
    ウコン関連で カレーにたどり着いている。

    日本人は 1年で 48億皿 食べるという。
    ひとりが 毎週 1回は カレーを食べている勘定になる。
    よく食べるご飯で
    外食は、寿司、カツ丼についで、3位となっている。
    家庭では 第1位に輝き その次に 炒飯、炊き込み御飯と続く。

    明治19年(1893年)東京 風月堂 にライスカレーが登場。
    そのうち、カレーライスが 高級感を持って現れ、
    ライスカレーから カレーライスになった。

    吉行淳之介 『味覚の記録』
    吉田よし子 『カレーなる物語』
    加多こうじ 『落語的味覚』
    山本嘉次郎 『日本三大洋食考』

    お釈迦様は、紀元前463年から383年(?)に生きた。
    お釈迦様は カレーを食べていた。
    インドのカレーは スパイス料理のことを言う。

    カレーうどん 東京早稲田の 三朝庵。明治37年頃。 
    カレー南蛮 目黒のソバ屋 朝松庵。明治42年頃。
    とんかつ 上野 楽天。昭和7年。
    かつカレー 浅草 河金。
    カレーパン 名花堂 昭和2年。
    福神漬 酒悦 15代目 野田清左衛門 明治19年。

    最初にカレーを食べた人たち
    益田純翁(三井物産 初代社長) 文久6年 1866年 フランス モンジェル号。
    明治4年 1871年 山川健次郎

    新宿 中村屋 本格的なインド風カレー。昭和2年。
    小林一三 デパートに食堂 そして カレーを出す。昭和4年。

    辛味入汁かけご飯。カレーの名前→ 軍隊調理法。

    カレーには 歴史がある。

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著者プロフィール

井上宏生(いのうえ・ひろお)
ノンフィクション作家。
1947年佐賀県生まれ。学生時代に3年半、伊勢の地で生活したことから、伊勢神宮をはじめ神社仏閣の造詣が深く、神仏に関する多くの著書や、雑誌の特集記事の監修を長年務める。また、スパイス研究の第一人者としても著書が多数ある。
著書には『神さまと神社』『日本神話の神々』(祥伝社新書)、『謎とき伊勢神宮 神々と天皇と日本人のDNA』(廣済堂出版)、『写真で見る 伊勢神宮の365日』(新人物文庫)、『スパイス物語』(集英社文庫)、『日本人はカレーライスがなぜ好きか(平凡社新書)などがある。

「2013年 『新しいお伊勢参り “おかげ年”の参拝が、一番得をする!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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