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- Amazon.co.jp ・本 (1ページ)
- / ISBN・EAN: 9784575725872
感想・レビュー・書評
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神威家の家長権争いは虐げられてきた者たちの復讐劇へとその姿を変える。神威家の狂気の被害者である勝広たちが、その狂気を秀峰たちへ振るうのが哀しすぎる。その姿を見て、「この男は本来 悪人なんかじゃないんだ 殺すのではなく救いたい…」と考える森田。しかし、現実は仕事で守っていた悪人が生き残り、森田個人として守りたかった善人たちはみな死んでいった。何とも皮肉な結末。
その現実を突きつけられ、悪党であることを考え直す森田。悪党である限り、自分が命を懸けたことで得をするのも悪党。森田には信念と良心があるからこそこれまでの活躍もあったし、自分のけじめをつける決断に至ったんだと。居なくなるには惜しいキャラだったけど、こればっかりはしょうがないよね。
そして、銀二は新しい仕事を開始する。300億円を賭けた競馬。JSAを牛耳る農業水産庁の親玉であり、現民政党総裁・河野との賭け!この勝負の切り札になるのが、競馬場でスカウトした青年・川松良平だというが…。圧倒的なアウェーで、銀二はそのレースをどうやって制するつもりなのだろうか。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
銀と金読んだ後だとどんな心理戦にも勝てる気がする。
そんな勘違いさせてくれるくらい引き込まれる。 -
いつの日かきちんと完結させてほしいです
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