ぼくは麻理のなか(8) (アクションコミックス)

著者 :
  • 双葉社
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感想 : 15
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (184ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575847956

感想・レビュー・書評

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  • 暴走するサイコパスお母さんと、戦う依の巻。麻理≒小森は自らの内面で対話している。
    お母さんの顔が歪むところが、心の中の歪みをそのまま表現しているような醜い表情で、著者の画力(というか情念)を感じる。

    あと、麻理と依の関係、特に依が麻理を誰と認識した上で好意を持っているのだろうか。当人ももう分からなくなっているのかもしれない。159ページでベッドで抱き合うシーンが、依が一番求めていたものではなかろうか。

  • 母親が根源悪すぎる。だから麻理ちゃんも拗れてしまったのよね…。ふみこ本人をしっかり見てあげて。

  • 読了。

    母親の醜い感じがすごくいい。

  • お母さんの顔!

  • 麻里の中の麻里と小森がだいぶ不安定なバランス? つか、小森は小森の体にも存在するから最終的には誰かは消えるよね…

  • 7巻から話が急展開。物語に深み

  • ちょっと関係性がよく…分からなくなって参りましたけれども、飽きずにここまで読んできたってことはアレですね、僕は作者の作品の立派なファンということでしょう…社畜死ね!!

    ヽ(・ω・)/ズコー

    とある登場人物の感情がよく分からないですねぇ…実は好きだった? とか友達ではなく恋愛感情みたいなものを彼に抱いていたのかもしれないですねぇ…みたいなニュアンスを感じさせる展開ですよ!

    というわけで、なかなかに気になる終わり方をしているんですけれども…今後、どう展開するのか注目していく必要がありそうです…さようなら。

    ヽ(・ω・)/ズコー

  • 何かこう、破滅感。

    麻理本人?も出てきたりして、少しずつ解決に向かって気がするんだけど破滅感があるな〜。誰かの問題を解決するとそれが誰かの問題になってたり。

    親のおかしさは子供に影響するのはしょうがないけど、そのあたりの歪みを書くのこの人本当に上手い。

    あとまた絵がうまくなっている。特に女の子の。

  • ようやく麻理の闇が明らかに。しかし展開が分かりにくくて何度もページ戻っちゃった

  • 本作は奇想を扱うだけあって、どんな設定でも後出しできるじゃんと、やや引いていたが、撤回。
    なんと麻里のお母さんが、DMCの社長のように顔を歪ませた!

    あとは絵柄、ますますアートチックに洗練されていくが、線、線、線で、光の差し込む具合や、闇の積み重なっている具合が感じられて、とても感じ入るものがある。

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著者プロフィール

★漫画家。2002年、講談社ちばてつや賞ヤング部門の優秀新人賞を受賞。翌年、別冊ヤングマガジン掲載の『スーパーフライ』にてデビュー。同年より同誌に『アバンギャルド夢子』を連載した後、ヤンマガ本誌にて『デビルエクスタシー』などを連載。2008年より漫画アクションに連載した『漂流ネットカフェ』は、テレビドラマ化された。翌2009年より別冊少年マガジンにて『惡の華』を開始し、大好評連載中。

「2011年 『NEMESIS No.5』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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