- Amazon.co.jp ・マンガ (160ページ)
- / ISBN・EAN: 9784575848373
感想・レビュー・書評
-
シリーズ、第三弾。
とにかく丼ものが大好きな委員長と、料理好きな吉田くん。
今回は、
・フレッシュ野菜のアボカド丼
・パリパリ羽付き餃子丼
・欲張り具材のはなまるう丼(うどん?)
・なんちゃってトムヤンクン丼
・ピリ辛肉味噌隠れ納豆丼
・紅しょうが天丼
・博多ラーメン風ばりうまか丼
などなど
みんな美味しそうですね。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ちょっとずつふたりの距離が縮まってるような? あーんは反則。転入生の博多っ娘登場で、三角関係展開くるかと思いきや… えー。そのあたりは書き下ろしで若干補足。餃子丼、肉みそ納豆丼は真似してみたい。
-
(1)、(2)と読んできて学習したつもりだったのに、やっぱり、夜に読んでしまって後悔しちゃう
もう、自分のちょんぼを棚上げにして、お腹が空き過ぎる面白い食漫画を描く市川先生を責めたい気分
グルメもコメディも、ほんのちょっぴりのラブも、一杯にバランス好く盛られている、この『どんぶり委員長』を一気読みしない人間がいる、なんて信じられないね
この作品の最大の魅力は、先にも書いた通り、空腹感を増幅させる、吉田作の丼飯な訳だが、それに負けないくらい、委員長としてのヒロイン性も際立っているように感じる
ジャンルこそ大きく違えど、何となく、週刊少年ジャンプで人気大沸騰中の『左門くんはサモナー』(沼駿)が大好きで、特に、さもてし(左門×天使ヶ原)派の人は、コチラにもハマれるんじゃないかな、と思った
主人公とヒロインの、友達にしては妙に近く、かと言って、恋人扱いするには、まだほんのちょっと物足りない距離感が実に近い
基本的に、ヒロインが主人公より強く、無自覚で翻弄し、また、時に主人公が魅せる意外な一面に目と心を奪われるトコも似ているんじゃないだろうか
『左門くんはサモナー』が被っているのは“学園コメディ”、『どんぶり委員長』が被っているのは“グルメコメディ”、けれど、それを丁寧に剥がすと、ラブコメが隠れているのだ(笑)
また、この(3)の注目点は、本編だけでなく、巻末のゲストページ。それを描いているのは、『ワカコ酒』の新久千映先生だ。「類は友を呼ぶ」って表現は違うかも知れないが、新久先生も、万民受けするとは言い難い作品をヒットさせた漫画家だから、市川先生に自分との類似点を見たのかもな
しっかし、新久先生の描いた委員長&吉田くん、美人すぎw
私が、この(3)でオススメしたい回は吉田くんのセンチな部分と、少し大人の一面が見える22杯目。このストーリーは、キュンと来る。丼料理は、実際に自分でもかっこみたくなる三味一体パリパリ羽付き餃子丼だ。おいしそは反則的だ
この台詞を引用に選んだのは、料理の、素人にしろ、プロにしろ、共感する人間が多いだろうな、と思ったので。誰かを笑顔にしたい、と思って作る料理は、自分の調理スキルを誇示するような料理の五倍は美味い