ラストメンヘラ―(2) (アクションコミックス(月刊アクション))

著者 : 天野しゅにんた 伊瀬勝良

• 双葉社 (2017年1月12日発売)

感想・レビュー・書評

[command＋Xさんの感想 · 2022年11月25日]

主人公が幼い頃についた手首の傷を使って、リストカット癖があるヒロインとの共通点を作り、偽りの信頼を獲得していく過程は読んでいて辛かった。ヒロインがリストカットを始めた動機（ヒステリックな母親と同じ血が入った自分の肉体が嫌いだから）、主人公がヒロインを好きになった原因は従姉だったりと、一昔前の昼ドラのようにドロドロとしたキャラクター造形が好きだ。

著者プロフィール

GL誌で活躍。おもな作品に『私の世界を構成する塵のような何か。』『philosophia』『あやめ14』『初恋構造式』ほか多数。

「2022年 『愛されてもいいんだよ（4）』 で使われていた紹介文から引用しています。」