- Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784575849875
感想・レビュー・書評
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何か書こうと思ってたけど、読み終わって3日経ったらなんにも記憶に残ってない。
あっ 須和目線の話だった。そうそう。
最初に想定していた最終回みたいな話が後書きであったが、完結させてしまった物語をまた語り直すというのは中々に胆力のいることだと思う。
同じ出来事を、別視点で描いたら全く違う風景を期待するじゃない?そうか、この人はこんなこと思ってたんだって。
現実の世界でも、同じ出来事でもびっくりするくらい見てるところって人それぞれ違う。
だから、視点を変えてひとつの物語を語っていく、そしてそれによって「何か」が浮かび上がってくる、ていう構造のお話はすごく好きなんだけど、
びっくりするほど景色が変わらなかったよね。
なんだろ。
須和は都合が良過ぎるくらいいい人キャラなんだけど、もうそれを裏切って欲しかったくらいなんだけど、結局都合が良過ぎるままだった。
須和、どうした。君はどの世界線でも主人公にとって都合のいい男でいるのかい。
それが幸せだというのなら、特に何も言うことはない。
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須和、泣ける…。
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友達に借りて一気読み。
初めはベタ甘少女漫画だと思って、ふーん…ぐらいの気持ちだったけど、意外なほどに重い話だった。未来の自分からの手紙という設定自体はありがちだけど、そこから思いもよらない方向に話が転がっていく。
未来は変わったのか、変わってないのか…
生きてる中で後悔は尽きないからこそ、今を一生懸命生きてくしかないんだろうなとあらためて思わされた。 -
未来の話と須和目線で語られる当時のこと。
パラレルワールドで翔が死ななかった未来というのもあったかもしれない。
でもそれは、翔を失ってしまった今の菜穂や須和たちは経験できないんだよなあ。
過去に手紙を送って、阻止できたとしても。
夢で別の未来をみられたふたりは、少しは救われたかな。
翔を失った後の須和や菜穂たちがどれだけ傷ついたか。
好きな人を失った菜穂をずっと好きで居続けた須和ほんとすごい。
須和の気持ちも菜穂の気持ちも痛いほどわかって、泣けた。 -
須和くん主人公の番外編。
後悔、それと「ありがとう」で溢れていた作品だった。とにかく泣く。 -
2023/11/03 最初-最後
orange─未来─
“
写真
合成だろ!
”
まぁ、疑いたくなりますよねえ。
現代だったらAIだろって思うのでしょうか。
orange─未来─
嗚呼……そっか……。だから、「大切な人」だったのですね。
orange─未来─
ウィンナーのたい焼きって知らないのですよねえ……。この地域独特の文化?
orange─未来─
“
手紙が
届かない世界が
あるとしたら
手紙が
届いた世界だって
あるだろ?
”
確かに……。そうですね。
orange─須和弘人─ #1
“
あまりにも
幸せで
”
そんな青春があったことが羨ましいです。
orange─須和弘人─ #1
男子同士だと、見えているものが違いますね……。
orange─須和弘人─ #1
ずるいのは、菜穂ちゃんのほうじゃないですか? ……と、わたしは、思ってしまいます。酷なことを言いますけれど……。
期待させないであげてほしいって、こっちの作品じゃなかったですね。巻末の漫画のセリフ……。本当、いま、言いたいです。
orange─須和弘人─ #2
代わりになんて、ならなくていいのに。
orange─須和弘人─ #3
高校生の姿と大人の姿はダメですよ……。泣いてしまいます……。
orange─須和弘人─ #3
自分を縛り付ける必要なんて、ないです。
あとがき
“「ありがとう」=「あなたがいたから、私は救われた」”
この考え、いいですね。もっと、大切に、「ありがとう」って伝えたくなります。 -
過去が変わったとしてもそんな簡単に未来は変わらないと思わせる作品でした。5巻で最終話を迎え、その後の裏のお話を知ることが出来ました。
須和の頑張りは本当にすごい。須和は自分のことずるいって思ったのかもしれないけど、須和は菜穂のために本当に頑張った。それゆえの未来の世界だと思いました。須和と菜穂が一緒になる未来(翔のいない未来)の話を知ることが出来て良かったです。とっても心に刺さるお話でした。そして、最後の方に書かれていた作者さんのメッセージもグッときました。再読でしたが読んで良かったです。 -
6巻という名の須和編。 あぁこんな感じこの二人は結婚したのかとなる1冊 でも高校時代の恋は確かに一生の思い出にはなるけど、夫でもない人を一生愛するなんてまぁ現実的ではないからいい選択をしたなと思う。
結局のところ翔が死なない世界では誰が結婚するのだろうか。 -
須和の幸せな未来がみれてよかった。
「ありがとう」という言葉を大切にしたいな。 -
須和のこと大好きなので、この巻は幸せでしかない!