女子かう生(7) (アクションコミックス(月刊アクション))

著者 :
  • 双葉社
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感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (161ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575850581

感想・レビュー・書評

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  • ほんと、このJKコメディは最高だ
    あくまで、私の中だけではあるが、この『女子かう生』と『おしえて!ギャル子ちゃん』は女子高校生が主役の作品で、一、二を争っている
    『おしえて!ギャル子ちゃん』は、会話で読み手のテンションを盛り上げる事が出来るってのが強み
    対する、この『女子かう生』の強みと言えば、やはり、セクスィーさ
    健全なエロスや、ヒロインらのおバカわいいとこを生み出しているのは、無音
    読み手に、彼女らの台詞を想像させるからこそ、この『女子かう生』は他のJKモノより一つ上にある
    にしても、この(7)は、今までよりエロさが強かった
    これは私の勘違いではないと思う。何故なら、comicアンスリウム(12)を読み終わった後に読んでも、しっかりと興奮出来たからだ
    成年漫画誌に掲載されている作品にも劣らぬほどの色気が、この(7)からは溢れ出ていた
    若井先生、心境か環境に、何らかの変化が起こり、それが良い感じに作用したのだろうか?
    私が、この(7)でお勧めする三話はコチラ
    第58話「女子かう生とペットボトル」
    女子高校生がスマフォのゲームではなく、バリチッチ(と私の頃は言っていたんだが、今は違う言い方なのかな、このゲーム)で勝負している点がいい
    罰ゲームは暑い中での買い出し。冷えたドリンクをラッパ飲みするももの口元が実にエロい
    そんで、何よりも、彼女の太腿に挟まれたペットボトルになりたい、と思ってしまった
    第65話「女子かう生と階段」
    最近、ちょっと、太腿の弾力が気になって来たももは、少しでも脂肪を燃やそうと、エスカレーターではなく、階段で上がる事に
    ぶっちゃけ、私が、先生の成長を特に感じたのが、この話の111pの1コマ目である。これまでも、パンモロのシーンはあったが、このコマは何か違う気がする
    どうにかこうにか、階段を上り切ったももだけど、これは続けなきゃ効果がない。次から、エスカレーターを使っちゃうあたり、彼女らしい。まぁ、何にせよ、女子高校生の下着を、こういう状況で覗いたり、撮ったりする奴は、そのまま突き落としてもいいよな
    第67話「女子かう生と仲直り」
    この話は、エロさではなく、ストーリーが良かったからこそ、一推しだ。私だって、いつも、頭の中がピンクって訳じゃない
    友達とは、喧嘩しないのが一番だ。けど、仲直りってのは、喧嘩をしなきゃ出来ないのも確か。衝突し、自分を曝け出すからこそ、見えるものもある。自省は、人を成長させる
    大人ってのは、つまらないプライドで肥え太っちゃっているもんだから、こう簡単にゃ、自分の落ち度を認められず、相手に詫びが入れられない。こういう素直さは、ほんと、羨ましいよ
    例によって、この『女子かう生』では、台詞の引用が出来ないので、他の漫画で胸にグッと来たけど、惜しくも選外となってしまった名言を紹介したい
    今回は、中山敦支先生の『うらたろう』(6・完)から
    この台詞を引用に選んだのは、これもまた、否定しづらい真理だな、と感じたので。本当に良い漫画ってのは、主人公サイドだけじゃなく、悪役も妙に説得力がある言葉をぶつけてくるものだ。他人の良い所を真似する、それ自体は決して悪い事じゃないし、恥ずべき事でもない。けれど、「自分らしさ」を捨ててしまうのなら、それは最早、生きている、とは言えない。そういう意味で言えば、『女子かう生』のヒロインらは、友達の良い所を見習いつつも、自分としての生き方は曲げてない。だからこそ、好感が持てるのだ

  • こんな風に毎日を楽しめると幸せやな。


    おっさんになってしみじみ感じます(^^;

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