若林くんが寝かせてくれない(5) (アクションコミックス)

著者 : 音井れこ丸

• 双葉社 (2018年2月28日発売)

感想・レビュー・書評

[箱もんじゃさんの感想 · 2023年8月29日]

いつ逆襲が始まるのかなと思っていたが、始まらなかった。
静かに終わった感がとても強い。
変な変化球投げてきたなあ。
実質今回のテーマは養護教師との会話の辺りで既に定まって終わっていたのかも。
また若林以外には到底言えないような事暴露しまくってイメージぶち壊しにしていたけど。

若林くんは平行世界で何度も同じことをしていて、その結果の一つがおじさんとマシュマロ、もう一つが若林くんが寝かせてくれないなのかも。
寝かせてやればよかったのに。

[bukuawaさんの感想 · 2022年8月15日]

いつも寝不足なおじさん教師と、彼に何かとちょっかいを出してくる女子高生との睡眠にまつわるコメディ最終第五巻。

前巻で須住と西宮がくっついた（と思われる）流れから一気に行くかと思いきや、わりと静かな展開。ありがちな漫画家ネタは話数稼ぎにしか思えないな。

最後の最後で若林の子供のころを描きつつ、ラストへ。ここでこの話を入れられてしまうと、なおのこと若林がかわいそうというか、須住の決断が微妙に思えてしまう。結局若林は子供で、須住との関係を通して大人を学んでいったということか。

そこら辺の描き方というか、西宮との立場の書き分けが今一つだったように思う。

[saruletterさんの感想 · 2018年3月20日]

１時代を築いた漫画だと思うよボカァ