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- Amazon.co.jp ・マンガ (144ページ)
- / ISBN・EAN: 9784575853742
作品紹介・あらすじ
すっかり日常モードに戻りつつも、それぞれの立場や関係性に少しずつ変化が生まれてきているようないないような!? トールが小林さんのためにファッションや料理に向き合ったり! イルルがムラムラしちゃったり! 小林さんが昇進を目指して頑張ったら家にヤベー奴らがやってきたり! 大人気人外系コメディ、結局はほっこりしちゃう第9巻!!
感想・レビュー・書評
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前の巻でシリアス成分が強すぎたためかこの巻は日常回中心
それでもファフニールの自問やルコアの悔やみなどドラゴンという存在である故に生ずる特有の悩みも描かれているね
個人的には登場するたびに人間臭さが増していく終焉帝が面白い
登場初期はドラゴンが共生することに強く反対するその立ち位置から非常に恐ろしい存在として描かれていた彼。そんな彼が再登場した辺りから妙な人間臭さを見せるようになり、この巻では大根の葉を使った料理をトールに教える展開なんてものまである
それもこれも全ては人間界とドラゴン界を分けられているお陰かもね。
ドラゴンの世界では争いが絶えないからどうしたって血腥い展開になってしまう。けれど、人間界ではそんな争いは許されない。平和な空気感が増えて、そこに混じったドラゴン達にも穏やかな描写が増える
そう考えると滝谷と一緒にアキバ巡りをするファフニールの姿なんてそういった考えの最も判りやすい姿なのかもね
ただ、ドラゴンという性質はその穏やかさに完全に混じり合うものではないから当人たちはどうしてもやもやとした葛藤を抱えざるを得ないようだけど
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