死にたいと言ってください―保健所こころの支援係―(1) (アクションコミックス)
- 双葉社 (2022年10月27日発売)
- Amazon.co.jp ・マンガ (184ページ)
- / ISBN・EAN: 9784575857702
作品紹介・あらすじ
コロナ対応で一気に世間の注目を浴びた「保健所」。そんな保健所が、自殺対策もしていることは、意外と知られていない――。基 羊介はある日職場の上司が自殺したことをきっかけに、脱サラして保健所の保健予防課に転職した新人の精神保健福祉士。保健予防課では「死にたい」と悩む人々の相談に日々応じているが、その対応は一筋縄ではいかず――…。15~39歳の死因第一位が自殺という日本で、「死にたい」と悩む方々に手を差し伸べる人たちが、ここにいます。
感想・レビュー・書評
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コロナ対応で一気に世間の注目を浴びた「保健所」。そんな保健所が、自殺対策もしていることは、意外と知られていない――。
基 羊介はある日職場の上司が自殺したことをきっかけに、脱サラして保健所の保健予防課に転職した新人の精神保健福祉士。
保健予防課では「死にたい」と悩む人々の相談に日々応じているが、その対応は一筋縄ではいかず――…。
15~39歳の死因第一位が自殺という日本で、「死にたい」と悩む方々に手を差し伸べる人たちが、ここにいます。
精神保健福祉士の奮闘を描く第1巻。
自傷行為を繰り返す引きこもりの少女、妻からのDVに追い詰められる定年退職したサラリーマン、相談者や相談者の配偶者や両親などから「死にたい」と悩み苦しむことの奥にある相談者と配偶者や肉親との関係の歪みや親が目を背けてきた障害や自傷行為を繰り返す引きこもり少女の愛着障害が見えてきて、相談者の「死にたい」という気持ちを否定せずに自傷行為以外の辛い気持ちを軽くする方法を一緒に考えたりしながらも、相談者に見捨てられたと思わせないように適切な距離感をとる難しさもちゃんと描かれていて、精神保健福祉士の仕事の大変さや相談者の辛さがリアルに描かれているお仕事コミック。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
もっと広まってほしい。描写が専門的でよかった。
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726.1||N33