青に、ふれる。(6) (アクションコミックス)

著者 :
  • 双葉社
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本棚登録 : 29
感想 : 1
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575858501

作品紹介・あらすじ

誕生日に「握手をしてもらえないか?」と神田に願った瑠璃子。握手をする事で、瑠璃子の中に「自分は生徒で、先生にとって大勢の一人だけどこのまま思い出にしていいの?」という気持ちが芽生えてくる。そんな気持ちのまま春休みに入り、通い始めた予備校で瑠璃子は大橋と再会した。一緒に勉強をするうちに、中学の頃の思い出が蘇ってきて……。進路、親子関係、コンプレックス、恋…今を悩みながら生きるあなたに優しく寄り添う物語。

感想・レビュー・書評

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  • 白河先生のフォローは素晴らしかったが、母親は本当に理解してくれるのだろうか。

    大橋くんもとても良い子だと思う。

    良かれと思ってとはいえ、本人に無断で写真を修正するのはさすがに良くないと思う。
    本人に聞かずに元に戻してもらった方が良いと自分なら判断しそうだ。
    せめて修正したいならできるらしいがどうするかと聞く程度ではないか。
    どんな自分でいたいか。
    どんな結論を出そうとも、こうやって先生と話せて
    大切に考えたこと自体が良い記憶として残るだろう。

    七実が夢を叶えて凄いと瑠璃子に褒められて、
    目標じゃ無くて予定だから、と応えるのが恰好良い。
    作るものに愛があるのはとても素敵だ。

    先生と元カノの話、別に病気だから許せという話はしていないけれど
    年若い女の子が一生懸命気を揉んでメイクしたのが
    全部無駄だったの?とはまぁ思うだろうなと思う。
    自分の努力、唯一の武器が使えない。
    その気持ちが分かるという白河先生。
    この人も随分初期から印象が変わったなと思う。

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著者プロフィール

69 年1 月16 日生まれ。横浜市出身。A型。ノアルイズ・マーロン・タイツ、BANK とい
うバンドに在籍するミュージシャン。翻訳業もたまにやっています。もっぱら自分が10 代
だった80 年代文化に没頭中。音楽以外に趣味は無し、と今まで言ってきましたが、考え
てみれば、ぬいぐるみとかファンシー雑貨集め、古雑誌など、いろいろ趣味はありました。

「2013年 『ラグジュアリー歌謡』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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