実録!少年院・少年刑務所: 世間をアッといわせる意外な実態 (二見WAiWAi文庫 234)

著者 :
  • 二見書房
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本棚登録 : 23
感想 : 1
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  • Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784576022147

作品紹介・あらすじ

急増し凶悪化する少年犯罪。事件を起こした少年少女たちは、その後、どのようなプロセスを経て、どこに送られ、どのような生活をしているのか。かつて大流行の『練鑑ブルース』にうたわれた少年鑑別所、あの名作『あしたのジョー』が入れられていた特別少年院はじめ各種の少年院、そして少年刑務所はいま、どんな状況になっているのか。全国53カ所の少年院は、それぞれ今、どのようになっているのか。

感想・レビュー・書評

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  • ビバ!少年院!!
    って感じの本でした。

    少年院紹介のページはまるで学校紹介だった。
    各院ごとにけっこう違いがあるみたいです。
    あと、少年刑務所に少年はいない!といったあたりは知らなかったなぁ。

    筆者はわりと少年の更生を信じて社会の偏見などを否定する論調のようなのだが、一方で被害者感情を代弁するように処罰の甘さを批判していることとのバランスはどのように考えているのだろう?

    まあ、その辺の見解を主張する本ではなくて、単純に逮捕(補導)された少年がどのような手続きを経て少年院及び少年刑務所に送られ、そこでどのような生活をするのかが分かりやすくフィクションのストーリーにのって書いてある本。
    読みやすい。分かりやすい。




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著者プロフィール

1947年生まれ。法政大学中退。67年大阪刑務所刑務官に採用される。以後、神戸刑務所、大阪刑務所係長、法務省事務官、東京拘置所、黒羽刑務所などで課長を歴任。94年広島拘置所総務部長を最後に退官。著書に『死刑執行人の記録』(光人社)、『刑務所のすべて』(文春文庫)、『誰が永山則夫を殺したのか』(幻冬舎)などがある

「2015年 『典獄と934人のメロス』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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