慰安旅行に連れてって!―許可証をください!(2) (シャレード文庫)

著者 :
  • 二見書房
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本棚登録 : 244
感想 : 20
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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784576040820

感想・レビュー・書評

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  • 続編だけど、全く失速感なしで面白かった~!
    相変わらずお仕事の描写部分はすごくリアルでした。前原も弘もガッツリ仕事していますね。仕事のシーンでも笑わせたりハラハラさせられたり、飽きることなしでした。製造業に関わる男たちの見えない努力や苦労がよくわかりました。
    それにしても、あんなに働いているのに、ムラムラする気持ちが全然萎えない前原のパワーは、すごいを通り越して尊敬ものです。そして、そんな前原のこと好きなくせにちょっと自覚の足りない天然系の弘が、今回もいろんなことやっちゃってくれていて爆笑でした。
    弘は、男のプライドを守ろうとして頑張っているところもいいし、守りきれていないところも残念でかわいいです。

    今回も製造業ならではという工場排水&慰安旅行ネタで、とても引き込まれました。臨場感たっぷりで、前原の男っぷりもいっぱい見せてもらいました。

    書き下ろしは、前原視点で弘への気持ちがダダ漏れになっているのにニヤリとさせられます。弘がものすごく頑張ってプランをたてたところが、もう前原じゃなくてもきゅーんとする!
    伏線が上手くて、細かいところにエロさがあるのに萌えます。
    お仕事シーンからは想像もできないほど、Hシーンが激しくて濃いのが高ポイント。続きが絶対読みたくなります。

  • もうお互い大好きなんじゃん。 
    弘の思考回路が色々と興味深いw。

  • 2作目です。今回も満足な一冊だった。がっつりと文量もあります。
    とにかくこのシリーズ、ふたりの恋愛話以前に、男の人が仕事に打ち込む姿がしっかり描写されていて、毎回、工場で存続の危機的な問題が発生するのだけど、みんなで力を合わせて乗り越えていく様が読み物としてすごくおもしろい。前作でも思ったけれど、阿久津くんはホントにもう、とんでもない魔性です。『俺を殺す気か?!』って言いたくなるほど。一旦腕の中に収めてしまえば、嘘みたいに乱れるのに、お前のことばかり考えて仕事が手につかないなんて、かわいく本音を漏らしてしまったりもするのに、びっくりするほど冷静に先を見据えて真摯に仕事をしているかっこいい男なのです。これじゃあ、前原もいつまでたっても自分のモノにした!っていう実感がわかないだろうなぁ~・・・。だからこそ、どんどん夢中になってしまうんだろうな~。すごいな~と妙に感心してしまった。けど、やっぱり基本的にドジッコなのは健在。相変わらずやってくれます。そこがまたいい。次も読もうっと。

  • 工場内での問題が専門的なので理解するのが大変だったー;その分読みごたえもありましたが。これと平行して描かれている二人の恋愛に関しても、葛藤しながらもやっぱりお互いがなくてはならない存在だと改めて認識できて良かった。対等でありたいという弘の心情がすごく納得できる。随所に笑えるところもあってそれも面白かったです(笑)

  • 面白いシリーズに出逢えたゾ!
    弘の天然が笑えますw

  • 面白い過ぎる〜〜!弘が大忙しのピンチ連続。ドタバタ劇で。早く動いてとか言ってるし!天然で生真面目な弘とは対象的な、後半の前原視点、ムラムラしまくりで楽しいんだ。本気で働くオトコのワクワク感が爽快でもある。自分の温度についてきてくれるのは、お互いに、お前だけ、と思っている辺りが萌え萌え。

  • 2010年1月25日読了♪

  • 前作が面白かったので続きを、と思い買ってきました。期待を裏切らない内容で一気に読んでしまいました。社内の出来事も心の機微も濡れ場もしっかり書かれていてやっぱり面白い。弘も前原も「可愛い男」です。

  • 【あらすじ】 喜美津化学五年に一度のビッグイベント、慰安旅行の幹事を任された弘だが、工場排水の水質悪化というアクシデントに見舞われ、その対応で寝る間もないほどの忙しさに追われることに。さらには将来のために大学の通信課程を受けるよう前原を説得して欲しいと、会社から頼まれごとまでされてしまう。しかし、前原が漏らしたとある一言がきっかけで、弘は「君とはもう寝ない」と宣言し、絶縁状態に!?地方の化学薬品工場を舞台に、四大卒のホープ、品証の弘と製造部の若頭、前原が繰り広げる、濃密&おとぼけワーキングデイズ。ボリュームたっぷりの書き下ろしつき、好評シリーズ第二弾。

  • 借り物。「きみに負けたくない!」から抱かれない!という弘。仕事に関しても、個人としても欲しいと思う前原。――いいなあ…

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