愛とバクダン (シャレード文庫)

著者 :
  • 二見書房
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本棚登録 : 106
感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (315ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784576041933

感想・レビュー・書評

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  • 面白かった! 謙二朗が保護したばかりの野良猫ばりに凶暴で尖ってて、どうなるんだかと思ったら最後までその野性味を失わずに少しずつ飼い主(?)の竜崎に心を開いていき、やがてお互いが良きパートナーになっていくという過程がとても良かった。脇キャラのオリーヴがまたいい味出してる。オリーヴの店の名前が『九州男児』っていうのも笑える。コミカルさとシリアスさのバランスも良いなと思った。続きも読んでみようかなという気になる。

  • 結構重いテーマをさらっと書いてありました。

  • 愛とバクダンシリーズ第1段

    <シリーズ続編>
    『傷だらけの天使ども~愛とバクダン2』
    『熱・風・王・子~愛とバクダン3』

  • KYOUHANのリンク作。元刑事で今は探偵の竜崎は悪友・深見から頼まれて彼の弟・謙二郎を雇うことに。謙二郎は危うい色香を放つ美青年で複雑な過去のために男も女もダメ。そそられるもののおいそれと手は出せずに悶々とする日々の中事件に巻き込まれ…。
    エロチック・ハードボイルド。

    べたべたしない描写が好き。Hそのものもきっちり男同士、という表現の仕方がいい。なのにHシーンはエロい。

  • 登場人物がとにかく楽しくてグビグビ読んでしまった。言うこと、考えてること、オヤジくさい探偵に、かなり重い過去を持っている美青年。心の置き場所がない所へ、ふざけてるのか分からないぐらいの余裕で、それとなく受け止めてくれる人間関係が、好きだなぁ。ごっついオカマもいい味。探偵業の話もいい感じ。

  • 【あらすじ】探偵事務所を開いている元刑事の竜崎は、悪友の深見に頼まれて、彼の弟・謙二朗を雇うハメに。会ってみると、謙二朗は危うい色香を放つ美青年で、竜崎はどうしようもなくそそられてしまう。少年院上がりの謙二朗は、複雑な過去が原因で男も女もダメ、しかも親友の弟ときては、竜崎もおいそれと手を出せず、悶々とした日々。人に懐かない猫のように警戒心の強い謙二朗だったが、事務所に入り浸るゴツいオカマ、オリーヴの優しさに触れ、次第に仕事にも馴染んでいく。そんな折、彼の前に少年院時代の因縁の男が現れ…。探偵×助手のエロティック・ハードボイルド! 竜崎に隠し子発覚!?の書き下ろしつき。

  • 「ミクロレベルまで愛して」で作家買い第2弾。
    まさかハードボイルドが売りの作家さんだとは…

  • ◆ 愛とバクダン-01

  • £0.50
    状態・・・良い、裏表紙に少し汚れあり。中身は良好。

  • ●感想●
    <a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/redirect?tag=makishome09-22&creative=1211&camp=247&link_code=as2&path=ASIN/4576050648">しあわせにできる</a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=makishome09-22&l=as2&o=9&a=4576050648" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px important!" />を読みたくて買った<a href="http://www.futami.co.jp/charade/h_1.html" target="_blank">シャレード</a>に載っていたこの本の続編がとても面白かったんで(内容はヘヴィーでしたが・・・)探しました。<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/redirect?tag=makishome09-22&creative=1211&camp=247&link_code=ur2&path=external-search%3Fsearch-type=ss%26keyword=%25E4%25B8%25AD%25E5%258E%259F%25E3%2580%2580%25E4%25B8%2580%25E4%25B9%259F%26index=books-jp">中原 一也</a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=makishome09-22&l=ur2&o=9" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px important!" />先生は好きな作家さんの一人ですし、もっと早く買えば良かったとチョット後悔。
    『本当に可愛くない野郎だ。気は強いし口は悪い。しかしとことん好みだ。』・・・同感です、竜崎。謙二郎は本当に好みの受でございます。竜崎も元・刑事の探偵でタラシだけど仕事が出来てHも上手、コチラも好みの攻です。
    少年上がりの複雑な大人に成りきれない青臭さを持った謙二郎を、下心を隠しつつちゃんと一人前に仕事が出来るようにフォローする竜崎。時に厳しく、でも心配で影ながら手助けをする竜崎がとても魅力的です。
    脇を固める個性的な面々も楽しく、特にオリーブさん最高です。謙二郎・兄とバーテン・橘って・・・どうなのかなぁ〜。個人的に橘に興味在ります。
    竜崎の親友・國武のお話<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/redirect?tag=makishome09-22&creative=1211&camp=247&link_code=as2&path=ASIN/457602194X">KYOUHAN~共犯~</a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=makishome09-22&l=as2&o=9&a=457602194X" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px important!" />も読んでみたいと思います。


    ●あらすじ●
    探偵事務所を開いている元刑事の竜崎は、悪友の深見に頼まれて、彼の弟・謙二朗を雇うハメに。会ってみると、謙二郎は危うい色香を放つ美青年で、竜崎はどうしようもなくそそられてしまう。人に懐かない猫のように警戒心の強い謙二朗だが、事務所に入り浸るゴツいオカマ、オリーブの優しさに触れて次第に心を開き、仕事にも馴染んでいく。そんな折、彼の前に少年院時代の因縁の男が姿を現し…。竜崎に隠し子発覚!?の書き下ろしつき。

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著者プロフィール

2001年に白泉社にてデビュー。シリーズ物を多く手掛ける。

「2016年 『極道の淫らな挑発 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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