見つめずにいられない (二見文庫 ザ・ミステリ・コレクション イ 2-2 ) (二見文庫 イ 2-2 ザ・ミステリ・コレクション)

著者 : スーザン・イーノック 井野上悦子

• 二見書房 (2009年5月20日発売)

感想・レビュー・書評

[(´ｰ｀)さんの感想 · 2020年9月16日]

病に倒れた叔父のもとへやってきた公爵の跡取りヒーローと、その叔父の世話役をするヒロイン。
ヒロインが貴族嫌いということでガミガミとしたやり取りが続きます。
でも嫌な気分になるのではなく、もっと言ってやれーとなるガミガミでした（笑）
それもこれもヒーローには婚約者がいるにも関わらず、ヒロインに惹かれるのを止められなくてちょっかいを出してしまうからです。
はっきりしない態度のヒーローに読んでいてイライラした。
個人的には掴み所がない飄々としているヒーロー弟のが好みでした。

[sarasa-shinaさんの感想 · 2012年12月7日]

クインの優柔不断がヒドイ気がするんだが、、、


（「BOOK」データベースより） たぐいまれな美貌と聡明さをもちながら、身分を隠し、イングランド片田舎の屋敷で働く娘マディ。その静かな日々は、病気の叔父を支えるため、甥ウェアフィールド侯爵が領地にやってきたことで一変した。貴族という貴族を嫌うマディは、現われた侯爵の魅力あふれる姿に驚きながらも、あの手この手で彼を追いだそうと試みる。一方、なぜかあからさまな敵意を向けてくるマディに、侯爵はつのる情熱と好奇心を隠せない。そんな折、彼は叔父からマディの驚くべき秘密を告げられるが…。

[mylteさんの感想 · 2010年6月21日]

図書館の本

内容（「BOOK」データベースより）
たぐいまれな美貌と聡明さをもちながら、身分を隠し、イングランド片田舎の屋敷で働く娘マディ。その静かな日々は、病気の叔父を支えるため、甥ウェアフィールド侯爵が領地にやってきたことで一変した。貴族という貴族を嫌うマディは、現われた侯爵の魅力あふれる姿に驚きながらも、あの手この手で彼を追いだそうと試みる。一方、なぜかあからさまな敵意を向けてくるマディに、侯爵はつのる情熱と好奇心を隠せない。そんな折、彼は叔父からマディの驚くべき秘密を告げられるが…。

スキャンダルから身を隠すヒロインと、ヒロインのためにといいつつ自分のそばにおきたいだけのヒーローのエゴのぶつかりあいが面白い。
好意を認めたところで身分やらスキャンダルやらが邪魔をして思うような展開は足踏みをしちゃうのだけれど。
領地を管理できるマディなんだから感情論に訴えてもだめだと思うのだけれどそのへんがご愛嬌。
豚に追いかけられるヒーローもそんなに多くはないかと。

By Love Undone by Suzanne Enoch

[kamagaya515さんの感想 · 2009年11月13日]

善人ばかりが登場するよりも、ちょっとばかり性格の悪い人達に
苛められるヒロイン的なものが好きなので
その意味では、なかなか面白くて
弟レイフが主人公になる自作が楽しみです。

[pocoraさんの感想 · 2009年10月18日]

　子爵の娘なのになぜか差配人の仕事をこなすマディ。公爵家の跡取りクィンは叔父の見舞いに行って彼女と出会い、さわぎを繰り広げつつもついに結婚！悪役もちゃんといます。