愛されすぎだというけれど (二見書房 シャレード文庫 な 2-12)
- 二見書房 (2010年6月23日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (252ページ)
- / ISBN・EAN: 9784576100852
感想・レビュー・書評
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三作目。
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この表紙の坂下先生の口がすごく好きです。
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★3.0。シリーズ3弾。相変わらずドタバタ人情劇が面白いですね。斑目、坂下、双葉のキャラは好きです。ただ、いまだ攻が掴み所無かったり、受がツンのまま恋人でもない曖昧な肉体関係が続いていて、個人的な萌えツボの好みには合ってないシリーズ。事件が盛り沢山の代わりに、受の葛藤や二人の関係の変化などアッサリ目の印象。コメディーパートも面白いけど、受にはもう少しシリアスに落ち込んで貰って、それを真摯に慰める攻…というシリアスパートも見たかったなあ。
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愛してないと云ってくれ-03
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「愛してないと云ってくれ」「愛しているにもほどがある」の続編
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なんだかんだ言いつつも優しくて男気のある日雇い労働者・班目さんに貧乏町医者の坂下先生はメロメロなのであった、という話。フェアリー。
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班目のヤクザの弟、克之が動き出してかなりシリアスな展開なのに
班目も銃で撃たれたり、坂下も警察に捕まったり克幸に拉致されたり
とお話も山場なのに、なのに心を占めているのは「俺のフェアリー」
班目の俺のフェアリー発言が耳について離れなくて。。。
「俺のフェアリー」が頭から消えてくれません。。。どうしよう。。。 -
労働者街シリーズ完結巻。
斑目さんのカッコよさが際立っていた気がする…!!
全体としてはもう下ネタ全開のオヤジでしかないんですけどwその分要所要所で見せる男らしさとか先生への優しさが際立ちます。
そして先生も元から強いキャラでしたが、更に強くてしなやかになったなと思います。
話全体としては結構やるせない展開もあって、胸が痛くなるようなところもあるのですが、そこが物語に現実味…とまではいかないまでも深みを持たせているなと思います。
そして中原先生らしく濡れ場はワイルドかつ淫靡です。あっさり斑目さんに煽られてノリノリになってしまう先生がいいですw
完結してしまったのがもったいないなと感じる物語でした。