囚われの愛ゆえに (二見文庫 ザ・ミステリ・コレクション)

著者 : アナ・キャンベル 森嶋マリ

• 二見書房 (2010年10月21日発売)

感想・レビュー・書評

[まるるさんの感想 · 2023年7月15日]

監禁された貴族と元貴族の未亡人。
途中までは、どうやってここを脱出するのか気になって楽しかったけれど、肌を重ねて快楽を得られなかったから冷め始めるヒロイン。快楽を貰えたら掌を返し、いざ助け出したら初めてあった女だから勘違いしてると頑なに認めないヒロイン。ヒーローは献身的で素敵だったけど、ヒロインが好きになれないし、濡れ場が永遠に続いてこんなにいるかなと。半分までは楽しかったのに残念

[hayasick0103さんの感想 · 2018年1月8日]

著者2作目は前作に引き続き、拉致監禁モノ！（クセがすごい！）14歳の時の熱病での発作が原因で11年もの間、叔父から屋敷に一人ぼっちで幽閉されている侯爵マシュー。マシューの持つ財産を狙った叔父の策略により、マシューの相手にと、これまた拉致されてきた未亡人グレース。特殊な背景上、単調なため前半はちょっと退屈しちゃったけど、後半はマシューの初体験やら命がけでグレースを逃がそうとする計画やら、とっても気になる展開に！自分に待ち受ける過酷な結果を知りながらもグレースを逃す決意をし、まさに命をかけたマシュー、とっても素晴らしいヒーローでした！ウルフラムのその後が書かれていないぞ〜！

[Hana@ichigo-ichieバックアップ用さんの感想 · 2016年10月26日]

11年間監禁されている侯爵マシューと娼婦に間違えられて誘拐された未亡人グレース。侯爵の境遇が可哀想すぎて、重苦しくダークすぎる設定に読むのが辛くなるほど。閉ざされた空間のなかでやがて二人が心を通わせて置かれた状況に葛藤しつつも愛し合う姿にせつなくなった。グレースを逃したあとも絶対に守り抜こうとするマシューの愛を貫く覚悟が凄い。悪人が悪人すぎてラストの展開にちょっと物足りなさを感じて、ちゃんと裁かれて苦しめばいいのに！と思わずにはいられなかった。エピローグがあったらよかったのになと思いつつ読了。

[usadon2162さんの感想 · 2016年2月24日]

ストーリー展開はまぁ良いが、いかんせんだらだらと長い。もっと削ったほうが読みやすい。

[momotterbotさんの感想 · 2015年6月15日]

伯爵ヒーローｘ未亡人ヒロイン

幽閉されているヒーローが、
過酷な環境にも負けずプライドを持ち続けていてかっこいい。
ヒーローを救おうとするヒロインも強くて素敵。

[edenさんの感想 · 2012年9月30日]

娼婦に間違われたグレースと叔父に監禁されている侯爵マシューの牢獄で燃え上がる恋のお話。
叔父は財産を管理する権利をマシューから奪い、長年監禁していたが、
マシューが脱走を図った。
そのため、マシューは、叔父により娼婦をあてがわれる。
そこから、2人の関係は始まって行く。

グレースがマシューを助けに行く終盤は感動的で良い作品だと思う。

[二三歩さんの感想 · 2012年3月5日]

ただのロマンスかと思いきや家族もテーマでした☆ミ
グレースが父親と和解するシーンは涙なくして読めませんでした。

[ツマミさんの感想 · 2011年9月15日]

囚人侯爵　×　未亡人

ヒーローが囚われの身という話の都合上仕方ないが、前半は話が遅々として進まず、やや退屈。
後半はあまりにも卑屈なヒロインの背中をばーんっ！と押したくなる。
水戸黄門的なクライマックスは好みだけど、これが半分ぐらいの長さの話ならもっと楽しめたかも。

[fyukawaさんの感想 · 2011年7月4日]

11年も監禁拘束されてプライドを失わない素晴らしい侯爵。

[しのっちさんの感想 · 2010年10月27日]

http://twitter.com/coco_n/status/28558335764