古地図で読み解く 江戸東京地形の謎

著者 :
  • 二見書房
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784576130965

作品紹介・あらすじ

江戸の古地図には、当時の地形までもが刻み込まれていた。古地図と現在の地形図を比較することで、約400年のわれわれの暮らしが浮かび上がる。多くのメディアにて古地図の魅力を語ってきた著者が案内する本物の古地図の世界。

感想・レビュー・書評

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  • 江戸と平成の地図の比較

  • 「古地図がブームの中身は、2011年3月11日を転機に大きく変容した」と作者はいう。つまり、津波や液状化の可能性をチェックする記録物としての意味が浮上してきたということだが、本書ではむしろ地形図との対比によって新しい「物語」を読み取る試み(愉しみ)の手引となっている。

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著者プロフィール

1949年仙台生まれ。おもな著作:『身體地圖』(深夜叢書社、2000年)、『地図・場所・記憶』(けやき出版、2010年)、『デジタル鳥瞰 江戸の崖・東京の崖』(講談社、2012年)、『古地図で読み解く江戸東京地形の謎』(二見書房、2013年)、『天軆地圖』(之潮、2020年)。2023年11月現在「武蔵野地図学序説」(角川文化振興財団発行季刊誌『武蔵野樹林』)を連載中。

「2023年 『追悼自余』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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