運命は炎のように (二見文庫 ザ・ミステリ・コレクション)

  • 二見書房
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感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (429ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784576131023

作品紹介・あらすじ

かつて特殊部隊に所属していたハリーは"兄弟"とともにセキュリティ会社を共同経営する一方、暴力に苦しむ女性と子どもを密かに救出する活動をしていた。そんなある日、質素な身なりの美女エレンが事務所を訪れる。元勤務先の不正を知ったことで、その経営者に命を狙われているという。詳しい事情を聞くうち、エレンこそ、彼が心身ともに辛い時期に支えにしていた歌手本人だと気づき、エレンを守りぬこうと決意する。が、ひょんなことから彼女はハリーがその経営者の仲間だと誤解してしまい…?

感想・レビュー・書評

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  • 12歳の時、ドラッグ依存症の母と愛して止まない妹を助ける事が出来ずに目の前で殺され、自身も大怪我を負った過去を持つハリー。アフガンでの任務で重傷を負い、心身共にボロボロだった1年間、謎多き歌手イヴの歌声が心の拠り所だった。ある日、兄弟と営むセキュリティ会社に助けを求めてきたエレン、彼女こそがイヴだった!まるで女神かのように崇め、愛し、生きる力を取り戻すハリー!エレンの救出劇では、エレンを失う恐怖と、二度と愛する者を失わないという決意がビリビリと伝わってくる。エピローグが、これまた素敵な演出!ハリー最高♡

  • リサマリ先生なのでページ数残り少しで絶体絶命でも安心して読めますね(え?)今回の敵もエグい。遺体になにしてるの。顔の皮をはぐって。それを撮影してヒロインをおびき出すなんて。そんなシーンでタマラ姐さんでしょ、そんな商品販売してるのはタマラ姐さん以外おらんわ!と。そういやタマラ姐さん本読んでないわ(^_^;)さて、3巻へのひきが上手い!とても気になる!今回のヒーローの葛藤やいかに!? Hotter Than Wildfire

  • 精鋭の元兵士と会計士で覆面シンガーのヒロイン。助けを求めてやってきたヒロインにハートをブチ抜かれててフォーリンラブ❤️リサマリ先生らしいストーリーでした。
    話の流れはお約束通りなので、先が読めてしまいあまりハラハラすることもなく…プロローグが悲しくて泣けてしまったです。
    終わり方がすごく気になるので引き続きよもうかな。

  • シリーズ第2弾 最初の出だしは面白そうで期待大 しかーし! 中盤グダグダ 前作が良かったので期待したのに…どうしたリサマリ!  3弾に期待するべぇ

  • 図書館の本 読了
    内容(「BOOK」データベースより)
    かつて特殊部隊に所属していたハリーは“兄弟”とともにセキュリティ会社を共同経営する一方、暴力に苦しむ女性と子どもを密かに救出する活動をしていた。そんなある日、質素な身なりの美女エレンが事務所を訪れる。元勤務先の不正を知ったことで、その経営者に命を狙われているという。詳しい事情を聞くうち、エレンこそ、彼が心身ともに辛い時期に支えにしていた歌手本人だと気づき、エレンを守りぬこうと決意する。が、ひょんなことから彼女はハリーがその経営者の仲間だと誤解してしまい…?

    これ「愛は弾丸のように」の2作目なのね。
    そして3部作。二コールが元気そうでよかった。
    女性が翻訳家と会計士、堅実なお仕事なのね。
    ハリーのうろたえ方が、かわいく思えるのは間違い?
    肩の秘密は打ち明けたんだろうか?

    Hotter than wildfire by Lisa Marie Rice

  • 全てのキャラクターが魅力的。
    だけど、最後の妹のくだりは必要?折角入れるんだったら、もっと欲しかったな。

  • プロテクターシリーズ、第二弾
    幸薄い友人ケリーの悲惨な死に方はかなりゾっとしますので、その手の血なまぐさい方向が苦手な方はご注意。
    凶悪な犯人に狙われた彼女をどうやって守るかに燃えるお話なので、ロマンスの愛の葛藤はなく直球な展開で物足りなさはある。
    http://books117117.blog110.fc2.com/blog-entry-3430.html

  • シリーズ2 会計士のエレン・パーマーは会社の経理の不審な点に気づいてしまい追われている。そんな中匿名で歌手活動もしていたが、その歌で救われたハリー・ボルトのセキュリティ会社にエレンが現れて…。
    数字に強く、歌は素晴らしく、美人、そんな出来すぎな彼女は、危険にも気づきながら海岸散歩を無理やりハリーに願い、結果の危機に自己否定に走る。
    自分がいなければで誘拐される羽目になる。今回のヒロインはバツです。
    最後のハリー達のアクションシーンにスカッとしましたが、総合で★3です。

  • ・(説明上仕方ないのかもしれんが)冒頭から暴力シーン
    ・ヒロインの行動にげんなり
    ・ヒーローヒロインの思考描写がだらだらしている
    ・悪役達にも原稿枚数を割きすぎな印象

    これら四つがマイナスポイントかな。
    あと、サム達三人が悪役達にしばらく立ち向かわなかったのは
    立場上無理だから?

    ジェニングス名義の「persuit」と同様、残忍シーンにげんなりする読者もいるんじゃないかな。

    追記 再読してみて気づいたんだけど
    もしかして、ケリーが自殺に使ったアクセサリーって、シャノン・マッケナのマクラウドシリーズのタマラ姐さん作?
    ライスって、他作でも、他作家の名前挙げてたりするから、あり得ると思ったんだよね。

  • シリーズ2作目。プロローグでもうやられた〜って感じ。ヒーローに肩入れせずにはいられなくなるんだもん。そして最後にえっ、まさかって展開で終わってもう次が待ち遠しい〜。2013.8

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著者プロフィール

Lisa Marie Rice
リサ・マリー・ライス
1951年アメリカ生まれ。翻訳者、通訳を経て小説家に転身。官能に彩られたロマンティック・サスペンスを中心に旺盛な創作活動を展開。『真夜中の男』(扶桑社ロマンス)で2004年のシズラー・アワードの最優秀ロマンティック・サスペンス賞を受賞。2014年より〈真夜中〉シリーズを再始動する。

「2023年 『真夜中の抱擁』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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