恋と主と猫と俺 (二見書房 シャレード文庫)

著者 :
  • 二見書房
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本棚登録 : 45
感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (250ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784576140070

作品紹介・あらすじ

夏休み、母の田舎に里帰りするよう強要された大学生の群真。本家当主が代替わりしたため未婚の親族を集め花嫁選びが行われるという。男の自分まで何故と不満に思うが、不思議な猫の掛け軸を見せられたあと、当主・巴の花嫁に決まったのはまさかの群真だった!!「男か…」と不本意そうな巴いわく、嫁に選んだのはあの掛け軸の猫で、群真が逃げ出せば一族が滅びるらしい。あやしい話に半信半疑の群真だけれど、巴の手で淫らにイかされちゃったら猫耳・尻尾が生えてきて-!?

感想・レビュー・書評

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  • 母の実家の里帰りに行った群真。そこでの出来事。

    かわいらしいお話でした。
    ただ、主人公の心理の動きがよくわからなかったのと、もっと黒猫の黒砂が活躍してほしかった。
    設定から期待していたのに、なかなか活躍しておらず、もっと楽しみたかったです。

  • 内容(「BOOK」データベースより)

    夏休み、母の田舎に里帰りするよう強要された大学生の群真。本家当主が代替わりしたため未婚の親族を集め花嫁選びが行われるという。男の自分まで何故と不満に思うが、不思議な猫の掛け軸を見せられたあと、当主・巴の花嫁に決まったのはまさかの群真だった!!「男か…」と不本意そうな巴いわく、嫁に選んだのはあの掛け軸の猫で、群真が逃げ出せば一族が滅びるらしい。あやしい話に半信半疑の群真だけれど、巴の手で淫らにイかされちゃったら猫耳・尻尾が生えてきて―!?

    人間が猫耳尻尾になるのに、お相手は人間のままの珍しいパターン。
    巴は、本家当主として立派にその役目をこなしてる出来る男だけど、ちょっと天然な人。そこがこういう立場の攻にありがちな傲慢さがなくてお茶目さん。
    かえって、群真は平凡な流されやすい男の子。(いや大学4回生に男の子はないか。年齢設定の割に幼いか?)

    猿と戦うも、戦闘シーンと言うほど緊迫感はないし、それなりにエロっぽいシーンもあるけれど、全般に薄味。

  • (感想)

    勘違い、勘違い(^^;)
    私はこの一族の当主も耳と尻尾を持ってるのかと思ってた。
    そういう一族の当主様の花嫁選びのお話かと…


    大きな一族の分家の一つに生まれた群真。
    夏休みに本家の命令で集められ、なんと自分が花嫁に!!
    何でもその一族を狙う猿と、一族の守り猫との戦いのお話でして
    戦うためには花嫁の力が必要だとか。
    その花嫁に選ばれたのが群真。

    最初は信じられないと思っていても、自分に耳と尻尾が生えてきたら!?

    そこで聞かされてた一族の伝承。
    最初は信じていなくても、自分に起こる出来事がそれを真実にしていく。
    そして当主様を守りたい気持ちが守り猫と一つになった時その戦いが!!

    ほんわかしたケモ耳ストーリーも大好きなんですが
    そういうストーリーって読んでて同じような感じが多い中
    なるほど、こうなるのかと今まで自分が読んだことないストーリーでした。


    にしても本当に書くペースが凄い方ですね火崎さんて。
    毎月何かしらこの方の本を買ってる気が…

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