図書館の本 読了
内容(「BOOK」データベースより)
亡き父の案件を片付けるため、緊張すると話せなくなる弁護士の弟に付き添って男装で法廷に出たロザムンド。弟の代わりに弁論をし、勝訴してしまう。一方、負けた側の弁護士、バイロン家のローレンスはこの新進気鋭の弁護士の存在が気になり、近づいていく。そのうち、ついに女性であることを見破り、さらに好きになる。が、彼には法曹界の有力者の娘との結婚話があり、自分の将来と彼女への気持ちの間で悩み、ついに結論を出すのだが…。超人気“キャベンディッシュ・スクエア”シリーズ第三弾登場!
これでバイロン家8人の物語がおわっちゃった。
最後は双子のローレンスとロザムンド。
賢い女性の活躍の場がとっても狭かったんだとわかる物語でもあった。
途中男に惹かれていると本気で悩むローレンスがかわいい。
でもそんなに簡単にいろんな人をだませるか?ってもおもうけれどその辺はご愛敬。
義務での結婚が頭になければなにも問題なかったでしょうに、時代と立場が考え方を狭めるのね。
婚約していたソフィーの物語も気になる。
駆け落ちしたあとどうなったかなぁ?
ローレンスは法曹界での立場は確立したままかなぁ。
バイロン家8人の夫婦が揃うスピンオフがどこかに隠れていると良いなと思うのでした。
Bedchamber games by Tracy Anne Warren