本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
- / ISBN・EAN: 9784576191720
作品紹介・あらすじ
深夜だけ営業するパティスリーを訪れた会社員の深央。店主の奏吾が作るパート・ド・フリュイは事故で失った深央の記憶を刺激して…
感想・レビュー・書評
-
詳細をみるコメント0件をすべて表示
-
「久しぶりに、ファンタジーでもなくオメガバースでもなくアラブでもなくトンチキでもない、ごくごく普通のラブストーリー」あとがきより。真夜中だけ開いているパティスリーのオーナーが、なぜ、真夜中だけ営業しているのか。主人公である深央が、5年前に事故に遭った後遺症で失ったものは何なのか。
オチは読めるんだけど、深央と親との関係性が切ない。親には、理屈抜きで受け入れてほしい。なんて綺麗事かなぁ。自分が自分であること、存在を受け入れられることって、人間として大切な欲求だよね。後半の薔薇色クロカンブッシュでそれも再構築されつつあるのが本当に救い。
あと、お菓子がいちいち美味しそう!マルメロのパート・ド・フリュイって、食べてみたい(*^^*)
全3件中 1 - 3件を表示