さむがりやのねこ

  • フレーベル館
3.55
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本棚登録 : 191
感想 : 29
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  • Amazon.co.jp ・本 (27ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784577004449

感想・レビュー・書評

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  • 【2018年初冬 2年生に読み聞かせ】
    シンプルな絵、読みやすい。ユーモア。寒い寒いと旅するうちにとんでもないことに巻き込まれる猫。とんだ災難続きにこどもはいっしょになって笑ったり心配したり。結末も冬の始まりにぴったり!季節感抜群。こどもは風の子でいてほしいなあという願いをこめて読んだ。

    こどもの反応よし!たのしい雰囲気で展開できる。

  • さむーい日に、ねこに共感しながらよんでしまう。あたたかいところを求めているのに、洗濯されるわ干されてカチカチになるわでひどいめにあうけれど、動いているうちにあたたかくなって適応してしまうところがえらい。

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    楽譜つき

    ネコの表情がとってもいい!
    やっとあったかいところを見つけたのに
    その後の展開が面白いやら可哀想やら
    下の子はついに
    主人公に感情移入するまでに成長したようで
    笑うかと思いきや
    こわいこわい もうみたくない!
    と絵本を閉じてしまった
    また少したったら読んでみよっと
    次はどんな反応か楽しみ

    裏表紙にさむがりやのねこの楽譜がある
    読む前に見せたら
    自分で勝手にリズムをつけて
    何回も歌ってたのになぁ

  • 「ねこざかな」で有名な「わたなべゆういち」さんの作品。
    あまりにも寒がりで、南の国に行こうとした猫が、間違ってある家の洗濯籠に入ってしまう。
    その家のおばあさんが、気が付かずに洗濯物と猫を一緒に洗って干してしまったのでさぁ大変。
    寒空に干された猫の絵が爆笑ものである。
    しかもコチコチに凍ってしまった。さぁ、どうする・・
    幼稚園で読んだときは園児たちが一番笑って、そして心配顔になった部分だ。
    この後の展開も「なるほど!」で、子どもの気持ちにちゃんと沿うように終わっている。
    「ねこは、なんだかとてもうれしくなってきました」というのが、とてもいいなぁ。
    わたなべさんは猫好きなのかしら。可笑しくて可愛い、幼児向けの作品。

  • 長女に
    「ママは、運動しないから寒がりなんだよ」
    と指摘されてしまった・・・(^皿^;)<耳が痛い

  • 2024.1.17 1-2

  • 3'36

  • 231031
    さむがりやのねこが不意に洗濯機に回されてしまい、回したお婆さんも気づかない展開が、ちょっとぶっ飛んでて、なかなかショッキングだった。
    寒かったら走ればいいね!

  • 3歳7ヶ月。

    私は面白くて笑いながら読んでたのですが、子供は「かわいそうだね」「寒そうだね」と、しょんぼりしてしまいました。

    結末まで見ても、納得いってない感じでした。

    寒そうにしてる猫の顔が怖いらしく、2回目からは「もう見たくない」と拒否でした、、、

    もう少し大きくなってから、またチャレンジしたいです。

  • 実家にある本。
    昔母が買ってくれた本のようだ。
    途中から驚くほどの豪快な展開になって子供の心をつかむ本だと思う。
    ラストもさわやか。
    説教臭くないところもいい。

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著者プロフィール

1943年旧満州に生まれる。『ねこざかな』(フレーベル館)で1983年ボローニャ国際児童図書展でグラフィック賞受賞。『はしれ きたかぜ号』(童心社)1985年絵本にっぽん賞、『すやすやたぬきが ねていたら』(内田麟太郎 /文 文研出版)で2010年日本絵本賞受賞。作品に『たろうとつばき』(ポプラ社)、『ふうせんクジラ』(佼成出版社)『ごあいさつ ごあいさつ』(あかね書房)、『おれはワニだぜ』『ギンジとユキの1340』(文献出版)「ねこや」シリーズ(フレーベル館)など多数。

「2021年 『ねこざかな』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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