バスケット編み entrelac knitting

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  • Amazon.co.jp ・本 (103ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784579115464

感想・レビュー・書評

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  • [江東区図書館]

    「色(生気?)のない」と表現したくなるようなモデルが首に巻いたマフラーが印象的な表紙の本。しかも「バスケット編み」???バスケットを作る、わけではなさそうだし、カバン型?に作るのでもなさそう。何をもって"バスケット"編みなのか、そして著者の名前が男性となっていることも興味をひいた一点。

    でもふと気づくと、この本は求めていたかぎ針の本ではなく棒針の本だった!(笑)けど、友達にも見せたくてとりあえず借りてきてみた。このモデルの雰囲気は好みではなく、他のモデルで異なる雰囲気(自分が身に着けた時のイメージが湧くような雰囲気??)で見てみたい作品なんだけれど、きっと根拠もなくケルティックさを感じさせる、この作者自身が持つ作品イメージから、このモデル起用となっているんだろうな。だとしたら正解!

    特に気になったのは、表紙絵のカラフルな市松模様チックなマフラー以上に、ネックウォーマーやリストバンドに変形して使える作品デザインや、裏表紙のつんつん尖った立体的なマフラー。今回はかぎ針への挑戦だけど、こういう前衛的な?作品が棒張りでこそ編めるものなのであれば、そっちも覗いてみたいなぁ。

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著者プロフィール

神戸生れ。大阪音楽大学大学院修了。パリ国立音楽院に短期給費研修派遣。英国王立音楽大学(ロンドン)ARCM等各種ディプロマを取得修了。その後ウイーンにも学ぶ。コンクール等での受賞を重ね、多数の演奏会に出演。
学生時代よりクラフトに加えニットを始め、ヨーロッパ滞在中にニットを中心とするテキスタイルを専門的に学び、著名デザイナーのワークショップに参加、アシスタントも務める。また各地のニッターから伝統技法の手ほどきを受ける。
現在は、書籍、講師やテレビ出演、海外からのデザインの依頼や訳本等、幅広く活躍。
フェアアイル・ニットやシェットランド・レースなどを中心とする伝統ニットをベースに、自由な作風の作品群にも人気があり、繊細な色づかいと手法で好評を得ている。
2017年、トゥヴェステッド・スコーレ(手工芸学校・デンマーク)に、初の日本人講師として招聘され、デザイナーと講師を対象とするクラスを担当。
主な著書に『手編みのソックス』『裏も楽しい手編みのマフラー』『手編みのてぶくろ』『シェットランド・レース』『バスケット編み』(以上文化出版局)がある。

「2018年 『ニットで奏でるエクローグ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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