肉はできるだけ大きいカタマリで買うのが好きである。日持ちさせるために塩してラップしていたが、これを読んでついにビニール袋でいいじゃないかと決断する勇気がここに。
荻野恭子さんはロシア料理の本から知ったのだけれど、その中でも肉を水や塩水で洗う(ディップを落とす)、塩と砂糖(2:1)を摺りこんで保存するという手法はここでも健在。タッパーやジップロック、パイレックスでもなくてビニールでいいじゃないですか。下ごしらえが気が楽になる提案。前の日にやっておけば後がラク、3日〜1週間くらいはいけるでしょと。鶏をゆでたそのゆで汁をスープにする、ロールキャベツにするキャベツ茹で汁もソースに入れるという展開も非常に合理的、ページの流れも自然で読みやすい。
ちょっとやってみたけれど、砂糖で漬けるせいか普通にソテーすると肉が焦げやすいので注意よ。