弱いから、好き

著者 : 長沢節

• 文化出版局 (1989年2月1日発売)

作品紹介・あらすじ

女性たちが求める男性の理想像は、時代と共に移り変わっていく。昔はたくましい男、女が自立に目ざめると誠実な男。そして今、互いの弱さを認めあう優しい時代。ムダを省いた一本の線で描くように、その厳しくも優しい目で、心で、語る"男性の理想像"いや、ことさよ男、女の区分は無用。真の人間の姿をみてほしい。

感想・レビュー・書評

[ユウロさんの感想 · 2018年6月15日]

セツ先生による軽妙な男性論。男性の美しさを弱さと細さにみとめたセツ先生。軽妙な語り口も好きです。もっとデッサンが載っていても良かったな。

[Scarlet & Juneさんの感想 · 2017年3月11日]

タイトルが好き Honoka

[harukisutoさんの感想 · 2017年2月18日]

w914.6

[broccoliさんの感想 · 2012年1月6日]

水彩が綺麗

[anoさんの感想 · 2007年6月3日]

今読んでもぴかぴかに新しいです。

ぶっ飛んでる所も多々あって、それがまたいいスパイス。モナカとパーティの話がとても印象的でした。

読むとすべてが愛しく感じられるように思えます。
だいすき。

著者プロフィール

長沢 節(ながさわ・せつ)
1917年、福島県会津若松市生まれ。99年没。日本のファッション・イラストレーターの草分けであり、デザイン、エッセイ、ファッション評論、映画評論などの分野で多彩な才能を発揮した。「自由で上品な美」を追求する独自の“セツ美学”を貫いた。第一線のクリエイターを輩出する「セツ・モードセミナー」創設者。著書に『大人の女が美しい』（草思社文庫）、『セツの100本立て映画館』（草思社）、『新装版 デッサン・ド・モード 美しい人を描く』（美術出版社）などがある。

「2019年 『文庫　弱いから、好き。』 で使われていた紹介文から引用しています。」