- Amazon.co.jp ・本 (127ページ)
- / ISBN・EAN: 9784579304486
感想・レビュー・書評
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ミナペルホネン愛好家の方には良いのではないでしょうか。
皆川明著の 生きる、はたらく、つくるが良かったので他も見てみようと手に取りました。
ブランドの世界観を伝える本だったようです。
私はこのブランドより皆川氏本人にやや興味があるので、少し違った内容でした。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
会うべきときに再びミナと出会えて良かった。
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美しいのにお茶目なテキスタイル…それらに込めた思いやテキスタイルが誕生したきっかけが詩のように綴られている。
・ハッピーカモフラージュ…ミリタリー服を平和のモチーフに変換したいと思った。
・スキップ.冬の光のわずかな暖を感じるほのかな世界を印象に残したいと思った。
・フォレストウィング…森をさまよう一羽の蝶。その羽の模様がやがて森の景色になっていく。 -
読んでみれば、生地を作る職人さんの存在に気付き、大量に生産され、季節毎に消えていく洋服の作り方売り方に反して、過去の作品からの変遷を観せていくことにも重きをおいた考え方に感銘を受けます。この本のように洋服そのものではなく、生地の一部の写真、刺繍部分に物語を添えたくなる作品であることが、皆川明さんのお仕事の魅力だと思います。都築響一さんの着倒れ方丈記 HAPPY VICTIMSに登場することがあれば、ぜひ皆川明さんの服で登場したいですが、いつも本や雑誌、朝日新聞で観るだけになってしまいます。