- Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
- / ISBN・EAN: 9784579404254
感想・レビュー・書評
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この本を読む前に、自分の本棚にある季節の花や山野草関連の図鑑の数を数えてみた。
なんと12冊もあって、我ながら呆れてしまった。
それと言うのは、AのものよりもBの方が情報量が多いとか、Cの方がAやBよりも分類の仕方が分かりやすいとか、Dはハンディサイズで持ち歩けるとか、そんな風にして増えてしまったからである。
たまに、どうしても名前の分からない野草に出会うと、それらを全部床に広げて調べだす。
その上に猫たちが寝そべる・・というわけ。
さて、この本は32ページという薄さである。
でも内容はとても濃くて、小学生に読ませるのはもったいないほど(笑)
タデ科の「アイ(藍)」の花以外はまことに身近な植物ばかり。
名前のいわれや特徴と増やし方、食べ方まで載っている。
32ページだから32種類の野の花かというとそうではなくて、それぞれの仲間もしっかり紹介しているので、情報量はかなりのものだ。
イラストと写真と記事とで載せてあり、レイアウトも楽しくて、これは編集の人はやりがいがあっただろうなぁ。
スミレの花のページでは、名前の由来は【大工さんの使う墨入れに花の形が似ているから】という説明があり、すっかり嬉しくなってしまった。
その【墨入れ】を、骨董市で買ってきたばかり。
真綿に墨を含ませたものを壷の部分に仕込み、そこから絹糸をびーっと引っ張って木材に印をつける道具だ。
今やほとんど使われることも無いこの道具を、昔の大工さんは手作りしていたという。
スミレさん、いい名前をもらったね。
一番最後の「おもしろ草たち」まで、読んで、見て、楽しい一冊。
教えてくれたブクログのお仲間さん、どうもありがとう。 -
どこにでもある草花。
どこでも会えるからこそ知っておくと楽しい。
身近で出会える草やお花たちがどうやって咲いて
種ができて、広がっていくのか。
いつも見ているのに知らなかった草たちの話がいっぱいで、
お散歩で草花たちに出逢うのがますます楽しくなる本。
タンポポにもいろんな時期に花をつけるタンポポがあったり
ニホンタンポポとセイヨウタンポポの中間的性質をもった雑種が
あることがここ近年で分かったことなど、
写真やイラストもたっぷりで、大人も子供も楽しめます。-
はじめまして。
【友達のタイムライン】で見かけて、思わずコメントしています。
ちょっと眼からウロコのレビュー記事でした。
「ニホンタンポポ」...はじめまして。
【友達のタイムライン】で見かけて、思わずコメントしています。
ちょっと眼からウロコのレビュー記事でした。
「ニホンタンポポ」というのは「関東タンポポ」のことだと思うのですが、セイヨウタンポポとの中間種が近年発見されたのですか?!
全く知りませんでした。どこかで交配したのかしら・・
以前から興味があったこの本、読まないわけにはいかなくなりました。
ご紹介、ありがとうございます。
2013/04/27 -
[♥óܫò]∠♡nejidonさん
nejidonさん、はじめまして。
コメントくださってありがとうございます[*Ü*]
ニホンタンポポ...[♥óܫò]∠♡nejidonさん
nejidonさん、はじめまして。
コメントくださってありがとうございます[*Ü*]
ニホンタンポポは確か5種類ぐらいありますよね♡
どんどん交雑が進んで中間的性質の雑種が確かに確認されているみたいです[^-^]
分かりやすくサラサラと楽しく読めるのに
結構情報も深くて楽しい本でした。
こんなステキな本が増えてくれるとうれしいですよね♡2013/04/29
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中古購入
シリーズもの
ツクシとナズナを見つけて
半分買う気になり
オナモミを見つけた時に購入を決意
幼少期に好きだった草花がたくさんで
子どもよりも私の心が弾む
昔はオナモミがアホかってくらい
服にくっついてきてたのに
今じゃ絶滅危惧種だなんて
それがなんだか悲しくて
手元に残しておきたくなった -
身近な野の草が分かりやすく、しかも関連する草と一緒に紹介されていて、とってもよい!
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[江戸川区図書館]
「つやっつやなす」
http://booklog.jp/users/akiuwa/archives/1/4494001627
が面白かったので作者名から探したら、「~ノート」という本が沢山あったので一気に借りてきてみました。
そしたらこのシリーズは図鑑的な本。4歳の息子に読ませるには、ちょっと細かすぎる&長すぎる。ので、各ページに紹介されている代表のものだけ、サラリと紹介しながら流し読みしました。
そんな読み方でも、「オオイヌノフグリ」とか、「ウマノアシガタ」、「キツネノボタン」「洋種ヤマゴボウ」など、名前が面白いものとか、よく見るものとか、いくつかは耳と目に残ったんじゃないかな?そして最後のページで見せた、この秋教えた彼岸花は、最初適当に「バラ!」と答えた後、しっかりみてごらん、と見せたら「ヒガンバナ」と正解!親バカと思いつつも、嬉かったし、あたったね、とほめられた息子も嬉かったみたい。 -
子供用の本はあなどれません。初心者には丁度良いわかりやすい本があります。これもわかりやすく良い本です。身近な植物がわかりやすく解説してあります。初めて分かったことがありました。
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秋のお散歩、予習に良い本。詳しい説明があるので、見つけて観察するポイントがわかる。
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<内 容>
豊富な写真とかわいいイラストで説明した草の本。オールカラー、32頁。五十音順さくいん付き。
<ひとことコメント>
「○○の食べ方」というのがいくつか載っているので挑戦してみたいのですが、他の草と間違えそうで……。つくしくらいかな、確実なのは。
分厚い図鑑よりも読後の誘惑や興味が膨らむ作りになっていて
すごいなぁ~って感動しちゃい...
分厚い図鑑よりも読後の誘惑や興味が膨らむ作りになっていて
すごいなぁ~って感動しちゃいますよね♪
子供たちに見せて、どんどん楽しいフィールドワークを
自分たちで広げてくれたりしたらいいですよね~[*Ü*]
大工さんの使う墨入れ!
しゃばけの世界を思い出すようでステキっっ♡
広げた本の上の猫たち…[笑]
我が家もそうですっ[゚ロ゚]
新聞を広げては乗っかられ、本を広げては
顎をむたーんと置かれ…[笑]
でも、本と猫のいてくれる光景って幸せですよね♡
コメントありがとうございます!
そちらの楽しそうなレビューを見て、とうとう私も図書館で借りて来ました。
最初見たとき...
コメントありがとうございます!
そちらの楽しそうなレビューを見て、とうとう私も図書館で借りて来ました。
最初見たときは「?ちょっと薄いかな?」と思ったのに、中身は濃いですね!
1ページずつにひとつの野の花を載せて、周りにぐるっとその情報を集めてある。
見て、それがとても分かりやすく楽しいです。
言われるとおり、フィールドワークの格好の教科書になりそう。
おかげで、私もとっても楽しめました。ありがとうございます!
「墨入れ」は、「墨壷」という名で売られてました。
骨董屋さんが、熱く語ってたんですよ、これのことを(笑)
昔の道具類に物語を感じてしまう私は、即買い!でした。激安だったというのもありますが。
「しゃばけ」に登場するのでしょうか?
未読なので、いつかチャレンジしてみますね。
そうそう、本当にもう、猫というのは・・・
広げてくれてありがとう、と言うように乗ってきますよね。
でもいいの、可愛いから何をしてもいいんです♪