あかいセミ (えほんのもり)

著者 : 福田岩緒

• 文研出版 (2006年7月1日発売)

作品紹介・あらすじ

いつもいく"はしもと"でけしゴムをぬすんでしまった!セミとりにいっても、なにをしていてもけしゴムをおもいだすと、どきどきしてしまう。

感想・レビュー・書評

[翠さんの感想 · 2023年12月9日]

たった一つ悪いことをしたら、それが心に引っかかってどんどん悪いことばかりしてしまう。
最初はほんの出来心でもやっちゃいけないって伝わったかな。

[たまネコ♪さんの感想 · 2022年11月20日]

こころがキューっとくる。
小学校低学年くらいに読み聞かせるのにいいかも。
お母さんの行動にハッとした。
謝りに行けてよかった。

[まえみなさんの感想 · 2023年8月19日]

しっかりとした物語です。万引きがダメだと子どもに教える時に読むといいかもです。
〇未就学児～

[たけるさんの感想 · 2020年9月15日]

終わらせていない夏休みの宿題
盗んでしまった赤い消しゴム
腹いせで羽をもいだセミ

色んな要因が少年を追い詰めて
自分がやった悪態と内省する絵本

言い出す勇気を持った強い心を感じた。

[さつきさんの感想 · 2017年7月24日]

道徳のようなお話、だけど説教くささがない。
万引きをしてしまった重い気分や苦しみが、ヒシヒシと伝わってくる。
「後ろめたい」という気持ちを理解するのに、とても良い絵本だと思う。

[karin1729さんの感想 · 2016年10月6日]

4年生の読み聞かせで読んだ

[月no文庫さんの感想 · 2016年7月20日]

2016.06　4-1

[よしださんの感想 · 2014年12月13日]

緊迫感よい

[kiriさんの感想 · 2013年9月24日]

心の葛藤と罪悪感、押しつけじゃなく子どもに読んでほしいかも。

[文学男児さんの感想 · 2013年8月2日]

羽をとっちゃったんだけど、それで赤くなるかなぁ。

著者プロフィール

福田 岩緒　：　岡山県生まれ。『がたたん たん』(ひさかたチャイルド)で第 十二回絵本にっぽん賞を受賞。絵本に『クロべぇ』『夏とおと うとと』(光村教育図書)『ええことするのは、ええもんや!』
(えほんの杜)、童話に「しゅくだい」シリーズ(PHP研究所)、 紙芝居に『おかあさんまだかな』(第四十回五山賞)『カヤネズ ミのおかあさん』(第五十四回五山賞)(以上童心社)などがある。

「2022年 『ねこくんのゆきあそび』 で使われていた紹介文から引用しています。」