両親をしつけよう! (文研じゅべにーる)

  • 文研出版
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感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (207ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784580815667

感想・レビュー・書評

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  • 6年教科書掲載本。

    最初から最後まで主人公ルーイの日記形式。

  • 小学6年生の時の読書感想文課題図書
    ガリ勉村に引っ越してしまい、お笑い芸人という夢があるにもかかわらず、親の勉強圧力を感じる日々の主人公。
    自分のやりたいことのために、両親を「しつけ」る。
    親が子にするときに使われるその言葉を、子が親にする。
    親の言うことが「正」ではないと知る感覚。
    思春期の子どもたちへの共感。

    久しぶりにまた読みたい。

  • 面白い❗️
    親は皆んな似たりよったりだわ‼️

  • 題名に惹かれて読みました。
    日記形式で進むため、主人公ルーイの気持ちはよくわかるものの、他の登場人物についてはルーイの目を通してでしかわかりません。だからこそ、この本の読者層である子どもは共感するのかもしれませんが。

    「しつけ」と書いているわりに、そのくだりは随分あとから。しかも、「〜してね」と、相手のすべきことを示すわけではなく、冷たい態度をとって放っておいてもらう、というもので、読む前にイメージしていた「しつけ」とは異なりました。
    作中の両親からしたら、反抗期の態度に見えるのかも?
    それとも、作中の様々な親たちがやっていたことと同じことを示唆している?だとしたら、すごい。

    「あなたのためを思って」という言葉の怖さはあるよなあ、と思います。
    ついつい周りと比較してしまったり。
    こどもの気持ちを尊重する、とか、将来のため、とか、立派そうに聞こえるし悪意がないだけに始末が悪い、という感じでしょうか。

    他の方も書いていましたが、ジョークを面白いと感じるかどうか、というのは翻訳作品の難しい点だと思います。

  • 30年度 5-2 紹介のみ(読書旬間)

  • お笑い芸人を目指す12歳の少年が主人公。教育熱心な地域に引っ越してしまったせいで、両親が急に息子の成績を気にするようになり、管理が厳しくなる中、オーディションを受けたり友情を育んだりする様子が描かれる。
    タイトルはなかなかいい。
    でも読んだ子が「面白くない」と言っていたので、読んでみた。
    面白くない。
    まず、主人公がお笑い芸人を目指してて、かなりセンスがあるってことになっているんだけど、書いてあるジョークが、全く面白くない。
    言葉(翻訳)のせいか、国民性地域性のちがいかわからないけど。
    これが面白ければ、それだけで物語を読み進める力になるのだけど、読む気を喪失させる原因になっている。
    これを除けば、思春期の少年少女と周りの大人たちがそこそこ上手く書けてるとは思うが、どうしても読みたくなるほど引き込まれるストーリーってわけでもない。
    結果、全体に面白くない。
    これ、イギリスの子どもたちにはうけたのかね・・・。
    翻訳されなくても一向に構わないような本なんだけど。

  • もちろん児童書です。 でも育児書かな、と思わせるほど、親のやってしまいがちな過ちが満載。。。
    自分のかなわなかった夢を子供に託す、後押しすることによってもっともっと素晴らしい成果が出ると信じる、子供を管理する、などなど・・・

    しつけられてしまいました。

  • 面白い!

    引っ越してきたら近所の影響で
    両親が教育ママになっちゃって
    コメディアンを目指す男の子が苦労する話

    日記形式

    おもしろい〜

  • 「中学生のための読解力を伸ばす魔法の本棚」
    中学生のうちにぜひ読んでおきたい205冊、ブックリスト。
    物語・小説ー初・中級編ー
    017

  • 引っ越してきたところはルーイにとって最悪のところでした。
    学校にはへんな校長と先生がいて、
    家の近所は教育熱心な親ばかり。
    おかげでルーイの両親も「ガリ勉方式」にはまって、
    ルーイの生活に異常に干渉しはじめます。
    お笑いタレントになりたいと真剣に思っているルーイは、
    自分の夢をかなえるため、親をしつけようとするのですが、、、。

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