カラスだんなのはりがねごてん (わくわくえどうわ)

著者 :
  • 文研出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (72ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784580823273

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  • 都市で暮らすカラスの習性がうまく話に取り入れてあっておもしろい。少々お高く留まった(でもその姿が愛らしい)カラスだんなと彼に憧れる若いカラスのカンタくんが、災難の前と後でそれぞれ少しずつ変化し、成長する姿が気持ちよかった。絵柄もシンプルながらカラスたちの気ままで活き活きとした姿が伝わってくる。暗闇の中、カラスだんながガラス玉を見つける場面がとても好きだ。

  • 駅前広場のけやきの木のにあるカラスだんなのはりがねごてん。中も立派だとのウワサですが見たものはいません。他のカラスと群れることなく、自由に飛び回るだんなは、カンタたち若いカラスの憧れ。だんなの気まぐれでカンタたちがごてんに招きいれてもらった、まさにそのとき、人間によって木が伐り倒され、だんなのごてんが壊されてしまいます。お宝が実はガラクタばかりだということがわかり、がっかりしたカンタでしたが…。

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著者プロフィール

横浜生まれ。静岡大学卒業後、童話創作をはじめる。主な作品に『ちかてつてっちゃん』『おによりつよいおよめちゃん』『海中大探検!』(以上、岩崎書店)、『とっぺんのとけい』『がんばれけろファミリー!』(以上、ひさかたチャイルド)、『たこじゃらえんのえんそく』『めいたんていすいりブック』(以上、チャイルド本社)、『どこかいきのバス』『くじゃくのジャックのだいだっそう』(以上、文研出版)がある。

「2022年 『かくれんぼべんとう』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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