- Amazon.co.jp ・本 (152ページ)
- / ISBN・EAN: 9784580824393
作品紹介・あらすじ
セラピードッグってなーに? 小学校四年生の花菜(かな)は、おばあちゃんが入居している老人ホームで、セラピードッグの存在を知る。
そんなある日、いつもと違うセラピードッグが、おばあちゃんの老人ホームに遊びにきた。ネームプレートには、『見習いのハナちゃん』とかかれている。なぜか一匹だけ、泣いているみたいなさびしい目をしていた。ハナちゃんのことが心配になった花菜は、セラピードッグを派遣している「ワンコ村」に行くことにした。そこで、ハナちゃんの悲しい生い立ちを知ることとなる。
セラピードッグになるための訓練がうまくいかないハナ。訓練士さんに、セラピードッグには向いていないかもしれないと、諦められそうになっている。その事実を知った花菜は、自分にできる事は何かないか、一生懸命に考え、行動に移していく。
ハナちゃんは、セラピードッグになれるのだろうか……。
感想・レビュー・書評
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図書館本。心に傷を持つ犬をセラピードッグにしていく物語。長女は、お涙頂戴系の本が好きではないので、この本は「普通」だそうです。最近、伝記マンガや歴史などに偏っているので、物語もたくさん折り込んでいこう。
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中学年向き。悲しい過去を持つハナがセラピードッグとして成長していく様子を小学生の少女の心の成長と共に書く。
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ハナちゃんと花菜ちゃんが仲良くなれたのは、お父さんの靴下ボールとおやつのおかげ。(小3)
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これで3度目読みました。何故か、ハナという名前が、忘れがたい愛犬だったから。
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セラピードッグに必要な素質は、人間を好きになること。
小4の花菜は老人ホームで出会った1匹の犬「ハナ」がとても気になった。
寂しそうな目をしていたから‥ -
セラピードッグの新入り、ハナ。元気がないハナのために、がんばるわたしと、ハナやセラピードッグを育てる人々との交流。