セラピードッグのハナとわたし (文研ブックランド)

著者 :
  • 文研出版
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (152ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784580824393

作品紹介・あらすじ

セラピードッグってなーに? 小学校四年生の花菜(かな)は、おばあちゃんが入居している老人ホームで、セラピードッグの存在を知る。
そんなある日、いつもと違うセラピードッグが、おばあちゃんの老人ホームに遊びにきた。ネームプレートには、『見習いのハナちゃん』とかかれている。なぜか一匹だけ、泣いているみたいなさびしい目をしていた。ハナちゃんのことが心配になった花菜は、セラピードッグを派遣している「ワンコ村」に行くことにした。そこで、ハナちゃんの悲しい生い立ちを知ることとなる。
セラピードッグになるための訓練がうまくいかないハナ。訓練士さんに、セラピードッグには向いていないかもしれないと、諦められそうになっている。その事実を知った花菜は、自分にできる事は何かないか、一生懸命に考え、行動に移していく。
ハナちゃんは、セラピードッグになれるのだろうか……。

感想・レビュー・書評

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  • 図書館本。心に傷を持つ犬をセラピードッグにしていく物語。長女は、お涙頂戴系の本が好きではないので、この本は「普通」だそうです。最近、伝記マンガや歴史などに偏っているので、物語もたくさん折り込んでいこう。

  • 中学年向き。悲しい過去を持つハナがセラピードッグとして成長していく様子を小学生の少女の心の成長と共に書く。

  • ハナちゃんと花菜ちゃんが仲良くなれたのは、お父さんの靴下ボールとおやつのおかげ。(小3)

  • これで3度目読みました。何故か、ハナという名前が、忘れがたい愛犬だったから。

  • セラピードッグに必要な素質は、人間を好きになること。
    小4の花菜は老人ホームで出会った1匹の犬「ハナ」がとても気になった。
    寂しそうな目をしていたから‥

  • セラピードッグの新入り、ハナ。元気がないハナのために、がんばるわたしと、ハナやセラピードッグを育てる人々との交流。

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著者プロフィール

群馬県に生まれる。昭和女子大学文学部卒業。デビュー作『おれたちのはばたきを聞け』(童心社)で日本児童文学者協会新人賞、『つむじ風のマリア』(小学館)で産経児童出版文化賞を受賞。作品に「ゆうれいママ」シリーズ(偕成社)、『鈴とリンのひみつレシピ!』『犬とまほうの人さし指!』『わんこのハッピーごはん研究会!』(以上、あかね書房)、『おかのうえのカステラやさん』『俳句ガール』(以上、小峰書店)、『のいちごケーキのたんじょうび』『ぼくはおじいちゃんのおにいちゃん』(以上、ポプラ社)、『セラピードッグのハナとわたし』(文研出版)、『救助犬の弟子』(新日本出版社)、『いつか空の下で さくら小ヒカリ新聞』(汐文社)など多数ある。

「2023年 『メダカ姫』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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