生き抜け!遭難の五日間 (文研じゅべにーる)

著者 :
  • 文研出版
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本棚登録 : 71
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784580825215

作品紹介・あらすじ

瞬は小学五年生のちょっと飽きっぽい男の子。夏休みのトレッキング中、友達の恭介、悠人とともに山で遭難してしまった。山男の岳ちゃんから教わったことを懸命に思い出しながら厳しい自然を耐え抜くが、遭難五日目にとうとう「生きること」もあきらめそうになる。しかし、彼は気を奮いたたせて歩き出した。

感想・レビュー・書評

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  • 自然を甘くみてはいけない
    遭難して五日間
    水も食料も底をついた

    諦めず生き抜くことの大切さ
    命の尊さを教えてくれる良書です✨

    娘の本を勝手に拝借w
    どうなるのかとヒヤヒヤしました

  • 読みやすいが、ちょっと軽すぎるかも。
    あとがきがよかった。

  • 子どもたちがとてもハマった1冊!

  • 主人公の瞬はなんでもすぐに諦める男の子。
    例えば、家族でお出かけの時渋滞に巻き込まれただけで「諦めて家に帰ろう」とか言い出したりする。
    そんな男の子が生きることを諦めなかったというお話。
    それだけ聞くといいお話に聞こえるが、実際はそうでもなかった。
    主人公の瞬を始め、登山を舐めてるキャラクターがちらほら出てくるし、瞬も登山におけるタブーを破りすぎだ。(パーティから離れ単独行動を選択するなど)
    女子大生のキャラクターが自撮りに夢中になって遭難するとか読んでて呆れた。
    山舐めるなよ。
    作者の山口さんは「諦めないことの大切さ」をテーマにしたとあとがきで言っていますが、どちらかというと「人の言うことを聞きましょう」というのが本当のテーマでしょ。

  • 水や食料がなくなったりするけど、何度も立ち上がるところがすごい。
    遭難してどうなるのか気になってどんどんよみたくなった。

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著者プロフィール

山口理(やまぐちさとし)
東京都に生まれる。28年間の教師生活を経て、執筆に専念。自転車で日本縦断し、富士山頂を走り回り、また時には徒歩で利根川の河口から源流まで歩き通すなど、腰の落ち着かない作家である。ただし最近は、寄る年波のせいか、車を使って愛犬とふたり(?)で日本一周の旅をするという、軟弱者に成り下がった。
 登山も常に単独行で、あまりの知られていない山や、登山者の少ない山を選んで登る、といった偏屈な一面がある。(プチ遭難の経験あり)ペットとして、臆病な柴犬の「こゆき」と、凶暴ネコの「たまご」を飼っている。
 主な作品に、『直樹の学校戦争』(小学館)、『風のカケラ』(汐文社)、『時のむこうに』(偕成社)、『ぼくの一輪車は雲の上』『ゴジラ誕生物語』『リターン!』『ロードキャンピングカーは北へ』(いずれも文研出版)など多数あり。

「2022年 『生き抜け!遭難の五日間』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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