昭和台所なつかし図鑑 (コロナ・ブックス 37)

著者 :
  • 平凡社
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  • Amazon.co.jp ・本 (118ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784582633344

作品紹介・あらすじ

サンマを七輪で焼く、包丁を研ぐ、ぬか味噌をつける、風呂敷で包む…ごく普通だった台所風景が昭和30年代を境に消えていった。今こそ覚えたい台所の知恵が満載。

感想・レビュー・書評

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  • 摂南大学図書館OPACへ⇒
    https://opac2.lib.setsunan.ac.jp/webopac/95200412

  • 日本の台所事情というのはつい最近まで江戸時代からほとんど変わってなかったという所にまず驚きである。水まわりがちょっとずつちょっとずつ改善されていき、それが戦後の高度成長期で一気に変わっていく。

    懐かしいと思った台所用品が欲しくなったりしてしまう一冊。
    すり鉢欲しい。

  • トントンと音をたてるまな板、鰹節箱、七輪。いいですよねー。七輪+炭は、実際遠赤外線で美味しく焼けるし私も是非欲しい。そして、マジックパウダーの様に活躍する灰もすごい。

  • 50年ほど前の東京を中心とした地域の、台所道具の使い方や、食物の保存法などの暮らしの知恵、米櫃や七輪、鰹節箱、炭取りなど今の台所から消え去った道具を集める。

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著者プロフィール

1933年東京生まれ。登録文化財昭和のくらし博物館館長・家具道具室内史学会会長・工学博士。専門は家具道具室内史と生活史。著書に『家具と室内意匠の文化史』(法政大学出版局1979)、『簞笥』(同1982)、『和家具』(小学館1996)、『船簞笥の研究』(思文閣出版2011)、『「日本の住宅」という実験──風土をデザインした藤井厚二』(農文協2008)、『道具が語る生活史』(朝日新聞出版1989)、『昭和のくらし博物館』(河出書房新社2000)、『台所道具いまむかし』(平凡社1994)、『くらしの昭和史──昭和のくらし博物館から』(朝日新聞出版2017)、『昭和の家事──母たちのくらし』(河出書房新社2010)。
訳書に『イギリスの家具』(西村書店1993)、『図説イギリス手作りの生活誌』(東洋書林2002)。
英文図書Traditional Japanese Furniture(講談社インターナショナル1986)、Traditional Japanese Chests(同2010)。
記録映画「昭和の家事」を制作(2010)。

「2020年 『掃除道具』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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