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- Amazon.co.jp ・本 (427ページ)
- / ISBN・EAN: 9784582760422
作品紹介・あらすじ
橋を渡って芝居へ行く。櫓や看版、鼠木戸、桟敷、船、幕…。また役者の名や紋-この世界を構成するさまざまなもの・ことの意味を解き、失われた近世の芝居小屋=祝祭空間を再現する、の精神史。
感想・レビュー・書評
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これ、面白い。歌舞伎について詳しくなくてもわかる!
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この一冊には、私が思う歌舞伎のすべてがあります。
演劇的体験を、かかっている舞台表現だけで云々することをあまり信じていない私にとって、「劇的なるもの」とは常にその場の力学だったりします。
かかっている場所、小屋、客たちのテンション、そして役者含めたつくり手のテンション…。
江戸という時代、歌舞伎がどんな体験だったのかを想像することは、即ち歌舞伎をしること!
歌舞伎入門書としても、絶対のオススメ。 -
ステレオタイプ的な江戸の歌舞伎を一蹴した一冊。修論ではお世話になりました。
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