夢酔独言他 (東洋文庫 138)

著者 :
制作 : 勝部 真長 
  • 平凡社
4.17
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本棚登録 : 46
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (197ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784582801385

感想・レビュー・書評

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  • 『自閉症とサヴァンな人たち』の参考文献にのっていたので購入

  • 勝海舟の父である勝小吉の自叙伝

    なんともあっけらかんとした文体で、自身も認める過去の不行状をつらつらと述べていて面白い。

    13歳で乞食・放浪をしたこと、剣術仲間を集めて愚連隊もどきをしたこと等、本人の言うとおりやりたい放題の人生である。

    しかし、本人の言うところの「いつでも死ねる」という自然な覚悟に基づく"なんとかなるさ"的な人生観にはいろいろと規約に縛られる現代人には羨ましいと思える。

  • 勝海舟のお父さんの自伝。
    語り口も内容もざっくばらん。楽しい。

  • 典型的な粋な江戸ッ子オヤジの自伝。
    語り口が親子ともども同じなのが面白いです。

  • 勝海舟の父、勝小吉の自伝。この親にしてこの子ありというかなんというか。

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著者プロフィール

1802-1850。通称,左衛門太郎。諱は惟寅。勝海舟の父。本姓は男谷。幼名亀松、1808年勝家に養子となり小吉と称する。幕臣ながら,非役のため市井の人としてすごし37歳で隠居。

「2015年 『夢酔独言』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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