我が逃走

著者 :
  • 平凡社
3.78
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本棚登録 : 389
感想 : 55
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  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784582824773

感想・レビュー・書評

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  • よく言えば感性の人、悪く言うと考えずに動く人、という印象。筆者の部下にはなりたくないなと思った(笑)。でもたくさんの人が集って、いろんなサービスを実現しているということは人間的な魅力には溢れているんだろう。

    小規模での事業立ち上げの経緯が書かれていて、こんなに少人数で事業って作れるんだと目から鱗。スピード感も含めてベンチャーのすごさを感じた。

    カフェ経営の奔放さのあたりは読んでて周りがかわいそうと感じていたが、こういう人でないと、連続起業家にはなれないのかなとも感じた。経営者だからすべてを背負うではなく、従業員と対等であるというという意識が強かったことが、campfireやLivertyなどを創り出すことにつながっているという話は興味深いなと思った。

    タイトルは「逃走」とあるけど、何かから逃げてるというよりは何かに向かって動き続けてるという印象を持った本だった。

  • 成功しては失敗しの繰り返しで、「ダメンズ」と思わず叫びたくなるが、どこか応援したくなるところがあるのが不思議である。失敗を積極的に次に生かすところと優しさがにじみ出ているところが偉人である。

  • 不器用なのに、何度も潰れかけているのに、その度に起き上がって魅力的なサービスを創っている家入さん。彼の人となりを、包み隠さず描いてくれている本書で救われる人は多いと思う。僕もまさにその一人。勇気をもらった一冊だった。

  • 家入一真って自分的には「やさしい革命」っていうよりは「やわらかい抵抗」のほうがしっくりくる感じがするんだけどな。

  • 現在では CAMPFIRE などの代表として著名な家入 一真氏の創業の姿を知ることができる1冊です。
    絶頂から絶望のどん底に落ち、そこから這い上がってくるまでの思考や行動に触れると、これから未知の世界に踏み出したいけれど躊躇している人たちの背中を押してくれることでしょう。

  • 『逃げるは明日が晴れになる』
    https://note.com/kiwi_btmnc/n/n85a60d380110

  • ベンチャー企業の創業者に興味を持ったのは最近の事なので、正直あまり知らなかったのですが先日読んだ「なめらかなお金がめぐる社会」がなかなか良い本だったのでにわかに興味が湧きました。
    どんな人なのかを理解するのに良さそうな本を選んでみました。大抵人生失敗した本の方が魅力的ですから。
    錚々たる面子が表紙にコメントを寄せていますが、若干いじり入っていて家入氏がどんな人なのかそれだけで分かる感じがします。
    どちらかというとハートフル寄りの企業家という今現在の印象ですが、元々は大成功を収めてどんちゃん騒ぎをして自分を見失った人だったんですね。終盤までの彼の姿はまさに成功からいい気になって大転落した人の末路です。
    転落に転落を重ねて、今の姿に近づいてくるのですが、この失敗による経験と元々持っているお金への執着の無さ。人見知りなのに人間が好きという特性が重なり合って今の彼があるんですね。
    ある意味何度も失敗できるくらい成功出来るんだから本当にすごい才能です。しかもお金を転がしてお金を得たわけでは無くて、アイディアを形にして必要としている人からのお金を巡らせているのですからまさに天才だと思います。
    今はお金にあまりならないけれど世の為になる方向に向かっているようで、お金自体の価値はあまり感じていないんでしょう。そこらへんが大散財した原因でもあり、世の中にお金をツールとして還流させようとする姿の基盤でもあると思います。

  • ★すごさはどこかに隠れているのだろう★ペパボを当てた後にカフェづくりに遁走してしまい、その後はキャンプファイヤーを立ち上げる。今となってみればクラウドファンディングの支援企業として改めて成功しているようだ。ただ、どこを読んでも本人のすごさが分からない。本人の価値観だったり弱さと強さはにじみ出ているのだが・・・。照れて書いていないだけだろうが、逃走以上に成功の秘訣を知りたい。

  • 金沢のセミナーで拝見してから、家入さんという方が気になっていました。陰の部分というのか、独特のオーラを放ってたので。

    この一冊を読んで、そのオーラの背景がほんの少しだけわかった気がします。

    経営者、また起業を志す人におすすめします。

    なぜか?彼の人生は、会社経営によりプラスにもマイナスにも大きく振れていて、共感できるできないは別にして、そこでの意思決定や葛藤など、生の声や経験を与えてくれます。

    これは経験した人しかできないことで、その点でものすごい価値であり、読むべしです。

    あとストーリーの展開が劇的で、家入さんはかなりの読者家?なのか、文章たちがその展開をイキイキ伝えてくれます。

    インターネットって?
    家入さんのような人生を歩みたいか?
    彼の技術者、また経営者として他から抜きん出ているのはなんだろう?
    読書後、そんなことをふと考えています。

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