おんぶはこりごり

  • 平凡社
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感想 : 37
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  • Amazon.co.jp ・本 (1ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784582832563

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  • ピゴットさんのお家は絵に描いたような幸せなお家。
    きれいな庭があり、立派なガレージにはかっこいい車がありました。
    ピゴットさんとその息子であるサイモンとパトリックはいつもパリッとした服を着て清潔感に溢れています。
    でも、ママは…?
    ママは、家の中でいつもみんなのお世話をしています。


    私が読むより前に長女が読んでいて、その後やたらと積極的にお手伝いをするようになりました。
    読み聞かせをして、なるほどなるほど、と。
    2005年、ロンドンで刊行されたこの絵本。
    20年ほど前のイギリス家族はこれがスタンダード だったのかもしれません。今はもう随分変わっているのだろうな。日本もそうであってほしい。
    我が家とこの絵本の家族と比べて、子どもなりに思うところがあったようです。

  • 世の中のお母さんの声を思いっきり代弁してくれてる絵本。お父さん達にも読んでもらわないと。

  • 訳者あとがきを読んで、もう一度始めから読み直した。最初に読んだときには気づかなかったことがいくつもあった。
    もっとちゃんと絵を読めるようにならなくちゃいけないな。

  • ママは毎日パパや子どもたちの世話で大忙し。なんでも「ママ、ママ」。ママが家のことをしている間もパパと子どもたちはだらっとテレビを見ている。あーあ。ママはとうとう家出。残された家族は…。ママの暗さに気づかず能天気な家族にイラッとする。ブタだ、ブタ。わかる。共感しかない。ユーモラスでおもしろい。でも笑いながらもあれっと思い当たる人やゾッとする人はいるんじゃないかな。ぜひ思い当たっていただきたい。彼らも家の中もブタだらけに変わっていくところが秀逸。そうなっちゃうぞ!

  • ピゴットさんと息子たちは朝からママに朝食を催促し、仕事や学校から帰れば夕食の催促。食後はテレビの前でぐうたら。
    出勤前も夜もずっと家族の世話に追われていたママの家出に7歳の息子も「ohノー!だ!」と重大さを認識。パパと息子たちのブタさん化に困惑していたが、読み返すと影がブタになっていたりブタのワッペン着けていたりと前兆が…。ママはブタさんの世話係の存在じゃないからねw
    あとがきにもあるように感謝の気持ちがないのが一番疲弊させられるなぁ。そこを強調。
    旦那はもう手遅れだが、息子の未来への啓蒙活動の一歩にw

  • 感謝は忘れてはダメね

  • おかあさまの苦労と苦悩を知る。
    細かいブタを探すのが楽しい。

  • 国立女性教育会館 女性教育情報センターOPACへ→
    https://winet2.nwec.go.jp/bunken/opac_link/bibid/BB11367751

  • ぶたちゃん探しが楽しい。
    お母さんが思い切って家出をしなきゃ、お母さんのお仕事の大変さってわからないの?(笑)

  • 良かった

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