近松母と子、女と男のコミュニケ-ション (平凡社選書 216)

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  • 平凡社
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  • Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784582842166

作品紹介・あらすじ

江戸中期を代表する歌舞伎・浄瑠璃作者、近松門左衛門の「ことば」すなわち作品中の「セリフ」には、女たちのどうのような「こころ」が映し出されているのだろうか?コミュニケーションはどのように成り立っていたのだろうか?当時の母と子、女と男の関係を、豊富な「ことば」の引用例を参考に読み解きながら、ひるがえって、現代の哀しい母子の事件・子育て問題を考察する。テキストとして取り上げた浄瑠璃作品は、『丹波与作待夜の小室節』(『恋女房染分手綱』の原作)、『女殺油地獄』の2編。

著者プロフィール

小林 千草(こばやし ちぐさ)1946年生まれ 東海大学文学部特任教授 博士(文学 東北大学) 佐伯国語学賞・新村出賞受賞 2021年逝去

「2023年 『幕末期狂言台本の総合的研究 和泉流台本編2』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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