テレビ制作入門: 企画・取材・編集 (平凡社新書 53)

著者 :
  • 平凡社
3.25
  • (2)
  • (2)
  • (10)
  • (2)
  • (0)
本棚登録 : 48
感想 : 3
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (231ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784582850536

作品紹介・あらすじ

テレビが映す現実に、なぜこんなにワクワクしてしまうのか。カメラを通して見る人生に、なぜ思わず泣いてしまうのだろう。一枚の紙に書かれたアイデアがオンエアされるまでの、テレビ・ドキュメンタリー制作の舞台裏をドキュメント。取材ルールや撮影者の精神、編集のノウハウを満載した、マスコミ志望者待望の書、登場。台本もない、役者もいない、でも何より事実がおもしろい。ドキュメンタリー番組は生きている。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • [2012.その26]テレビ番組、特にドキュメンタリー制作にスポットを当てた本。
    企画、取材、編集という流れとそれぞれのフェーズでどのようなことが行われるのかが書かれている。
    ドキュメンタリーって何?って思っていたけど、制作している方たちにもこれといった定義は無いようだ。

  • ドキュメンタリー番組の制作について述べている。
    テレビ製作と幅を広げたのは新書の製作側の意図であるとのこと。
    ここに、テレビにしても、新書にしても、製作の入門を語る資格がないことがわかる。
    せっかく、貴重な情報、参考文献があるが、台無しになっている。
    内容から勉強できることが多いので星は5つだが、標題だけを見て買う人には星2つかもしれない。

  • 【目的】制作の基礎を学ぶ

    【感想】プロデューサーとディレクターの役割。
        カテゴリ別、段階別落とし込み。
        1、人
        2、動き
        3、時代
        取材の重要性。

全3件中 1 - 3件を表示

著者プロフィール

 1948年、敦賀市生まれ。
 1970年、NHK入社。大阪局を振り出しに、東京・長崎でディレクターとして番組を作り、東京・広島でチーフプロデューサーとして制作統括。主に教育教養系のドキュメンタリーを担当。
 2005年、NHKを定年退職、NHKエンタープライズ入社。
 2013年、NHKエンタープライズ退社。
 現在、フリーランスのプロデューサー、京都大学文学部 講師。明治学院大学講師。
◎代表作品(テレビ番組)
〈ディレクターとして〉
NHK特集「黒い雨――広島長崎原爆の謎」(地方の時代賞・特別賞、1986年)
NHKスペシャル「世界はヒロシマを覚えているか」(1990年)
〈プロデューサーとして〉
NHKスペシャル「響きあう父と子――大江健三郎と息子光の30年」(国際エミー賞受賞、1994年)
ハイビジョン特集「闘う三味線 人間国宝に挑む〜文楽・一期一会の舞台」(2007年6月、ATP賞ドキュメンタリー部門大賞、総務大臣賞 受賞)
◎著書
『キミちゃんの手紙――ナガサキ被爆女学生の記録』(未来社、1985年)
『もう一度、投げたかった――炎のストッパー津田恒美・最後の闘い』(大古滋久と共著、幻冬舎文庫、1999年)
『テレビ制作入門――企画・取材・編集』(平凡社新書、2000年)
『冬のソナタから考える――私たちと韓国のあいだ』(高野悦子と共著、岩波ブックレット、2004年)

「2016年 『ドキュメンタリーを作る 2.0』 で使われていた紹介文から引用しています。」

山登義明の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×