素晴らしき自転車の旅: サイクルツ-リングのすすめ (平凡社新書 228)
- 平凡社 (2004年5月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (270ページ)
- / ISBN・EAN: 9784582852288
作品紹介・あらすじ
なめらかにペダルを回し、緩やかにカーブを描く道を辿っていけば、タイヤと路面が奏でる軽やかな音に乗って、森の梢が揺れる響きや、川のせせらぎの旋律も聞こえてくる。風と光りが流した汗を労ってくれる、峠の上り、湖畔の散策、街角のティータイム…。自らの足と愛車とで創り出す自転車の旅は、心と体に、たとえようもない充足感と深い安らぎを与えてくれる。四季折々の山と海、風土に根ざした人の営みを愛でつつ、道との出会いを求めて、自由な旅に出てみよう。
感想・レビュー・書評
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ベテランの方には、それぐらい分かっているよ、という内容が多いかもしれない。
それでも読み進めることをお勧めする。読むにつれ、自転車の旅の素晴らしさが感じられ、心は自転車の上で遊び出す。
終章の「わが旅のエッセイ」を読み終わる頃には、地図を取出し来週のサイクリングの計画を具体化しているはず。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
背ラベル/786.5
資料番号/5000284009 -
o サイクルツーリングのすすめ--
後書き見てビックリ。名前とは全然違う大柄な人^^。
「文学と音楽と写真をクロスオーバー」させた人らしかったがそういう記述はあまりなかった。
まあ語彙が豊富なぐらいか。
http://chatarow.blog90.fc2.com/blog-entry-427.html -
[ 内容 ]
なめらかにペダルを回し、緩やかにカーブを描く道を辿っていけば、タイヤと路面が奏でる軽やかな音に乗って、森の梢が揺れる響きや、川のせせらぎの旋律も聞こえてくる。
風と光りが流した汗を労ってくれる、峠の上り、湖畔の散策、街角のティータイム…。
自らの足と愛車とで創り出す自転車の旅は、心と体に、たとえようもない充足感と深い安らぎを与えてくれる。
四季折々の山と海、風土に根ざした人の営みを愛でつつ、道との出会いを求めて、自由な旅に出てみよう。
[ 目次 ]
第1章 自転車旅への誘い
第2章 自転車旅の多様なかたち
第3章 どこを走ろうか
第4章 いかに走ろうか
第5章 旅の自転車を知る
第6章 自転車旅の周辺機材を選ぶ
第7章 快適な旅のためのノウハウ
第8章 自転車の乗り方基本講座
第9章 安全がいちばん大切だ
終章 わが旅のエッセイ―「魚沼と会津への七日間」
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
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☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
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[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ] -
ツーリングに特化したちょっとマニアックな本。
1mm単位の微調整もしているらしい。
メンテナンスの重要性、危険性を身にしみた。
あと普通自転車は室内保管らしい。
俺のクロスバイクもそろそろメンテナンスか。 -
ゆっくりと自転車で旅したいなと思うので読んでみた。私もランドナー派だから、白鳥さんの話は共感できる部分が多い。内容が入門レベルなのは仕方ないだろう。魚沼から会津への旅を扱った終章は興味深く読めた。続編の『スローサイクリング』に期待したい。
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筆者が感じたことを書いてるだけ。
つまらん。 -
自転車をつかった旅のほん。かつて1970年代中盤に、各社から発売されていた旅の自転車ランドナーの紹介やいろいろなノウハウがつまっています。また、ランドナーに乗って旅をしたい!と考えている方には、うってつけの本です。わたしも、20歳ちかいランドナーで週末には峠をこえています。
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テント泊ではなく、旅館やユースホステルを使った1泊〜3泊程度の自転車旅に的を絞ったガイド本。
自転車旅の旅情を知り抜いている著者が、思い入れたっぷりに語る文体に自然に引き込まれてしまう。
自転車旅とは大人の遊びなんだとうこと認識させられました。 -
輪行デビューにあたり、勉強のため手始めにこれを読んでみました。自転車の旅って素晴らしい!