消費者はなぜだまされるのか: 弁護士が見た悪質商法 (平凡社新書 230)

著者 :
  • 平凡社
3.43
  • (1)
  • (1)
  • (5)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 29
感想 : 4
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784582852301

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 昔、キャッチセールスに捕まったことあったな。
    変なビルの一室に連れていかれて、学生ローン組まされそうになって、
    なんとか逃げ帰ったことあったよ。
    おかげで、悪質商法には、二度とひっかからんぞと思ってるけど、
    そんな過信も事故のもと(笑)

    とにかく、相談。
    ウヤムヤしてたって、どうにもならないんだから。
    とにかく冷静に。
    どんなにいい人に見えても、その人がいい人っていうのと、
    商品が、契約がいいって言うのは別問題。

  • [ 内容 ]
    悪質商法に引っかかるのは、「世間知らず」だから?
    実は被害者で最も多いのは、社会の第一線で活躍する男性サラリーマン。
    いまや、誰もが悪質商法被害にあう可能性がある時代。
    「自分だけは」と思っても、なぜ消費者はだまされてしまうのか。
    悪質商法の何が問題なのか。
    どうすれば悪質商法はなくなるのか。
    数多くの消費者問題に取り組んできた弁護士が語る悪質商法の病理と、被害への対処法。

    [ 目次 ]
    第1章 被害の状況(相談件数の推移 被害の内容 どんな人が被害者か クレジット契約で高額化する被害額)
    第2章 典型的な悪質商法(訪問販売 電話勧誘販売 広告によるもの 口コミによるもの クレジット契約を利用した悪質商法 利益・収入をうたうもの 介護保険の悪用 不当請求、架空請求 ヤミ金融)
    第3章 なぜ被害にあうのか
    第4章 知っておきたい法律のポイント(当事者間の契約ルール 消費者保護の基本理念―消費者保護基本法とは 被害者救済のルール 消費者環境整備のための業法など 被害にあったときのために)
    第5章 悪質商法被害をなくすために(消費者にできること 事業者のすべきこと―コンプライアンス経営に向けての整備 国・行政のすべきこと)

    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
    共感度(空振り三振・一部・参った!)
    読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • いろいろな手口で悪質商法は後を絶たない。一度は目を通して、その手口を頭に入れ、引っかからないように、本能的に危険信号を出すために読むといいかも。」

全4件中 1 - 4件を表示

著者プロフィール

1953年生まれ。名古屋大学法学部卒業。
1978年4月から弁護士
2004年4月から東京経済大学現代法学部教授 現在。
日本消費者法学会理事
日本弁護士連合会消費者問題対策委員会委員
東京都消費者被害救済委員会会長
一般財団法人日本消費者協会理事長
特定非営利活動法人消費者機構日本副理事長などを務める。

「2023年 『Q&A市民のための特定商取引法〈第2版〉』 で使われていた紹介文から引用しています。」

村千鶴子の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×