裁判員制度 (平凡社新書)

著者 :
  • 平凡社
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本棚登録 : 75
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (206ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784582852325

作品紹介・あらすじ

いよいよ二〇〇九年(予定)、「裁判員制度」が始まる。これによって、われわれ国民は「人を裁く」という重責を担うことになる。だが、そもそもこの裁判員制度とはどのような制度なのか。なぜ「陪審制度」ではなかったのだろうか。本当に「国民の、国民による刑事裁判」は実現するのだろうか。本邦初の制度への疑問に答え、問題点を衝く、「変わる刑事裁判」を知る必読の書。

感想・レビュー・書評

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  • いよいよ二〇〇九年(予定)、「裁判員制度」が始まる。これによって、われわれ国民は「人を裁<」という重責を担うことになる。だが、そもそもこの裁判員制度とはどのような制度なのか。なぜ「陪審制度」ではなかったのだろうか。本当に「国民の、国民による刑事裁判」は実現するのだろうか。本邦初の制度への疑問に答え、問題点を衝く、「変わる刑事裁判」を知る必読の書。(「BOOK」データベースより)

  • [ 内容 ]
    いよいよ二〇〇九年(予定)、「裁判員制度」が始まる。
    これによって、われわれ国民は「人を裁く」という重責を担うことになる。
    だが、そもそもこの裁判員制度とはどのような制度なのか。
    なぜ「陪審制度」ではなかったのだろうか。
    本当に「国民の、国民による刑事裁判」は実現するのだろうか。
    本邦初の制度への疑問に答え、問題点を衝く、「変わる刑事裁判」を知る必読の書。

    [ 目次 ]
    第1章 裁判員制度とは何か(裁判員最初の日 公判が始まる ほか)
    第2章 裁判への市民参加とは何か(なぜ市民の裁判への参加が必要か 陪審制度 ほか)
    第3章 なぜ陪審制度ではなく、裁判員制度なのか(司法制度改革審議会で裁判員制度が提案されるまで 陪審制度反対論を検討する ほか)
    第4章 裁判員制度の具体的制度設計(裁判員制度法案上程まで 裁判員制度は現行刑事裁判とどう異なるか ほか)
    第5章 裁判員に向いていないと思う人へ(議論する能力に自信がない 忙しすぎて裁判員ができない ほか)

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    [ 参考となる書評 ]

  • 21/8/18 70 陪審員と裁判員て違ったのね

  • 疑問点がほぼ解消されるかんじ。
    網羅的にいろんな視点からの疑問に答えてくれる本やけん、裁判員制度気になるんやったらおすすめなん。
    裁判員候補者名簿にのってから不安なった人は、まずはこれ読んでみたらどげんかな。
    ドイツとか諸外国の制度とか、陪審制と参審制の違いとかにも触れとって、親切な感じ。

  • ゼミのグループ論文作りのために読んだ。
    法学部でもないし、裁判にはなじみがなく、すこし難しかった。
    でもなんとなくだが、裁判員制度の概要が分かって、論文も完成したので、よしとしよう。

  • レポート書くために読んだけど、面白かった。でもなりたくないよー、裁判員。選ばれないと思うけど、私は感情で判断しそうだからさ。変な人が裁判員だったら…なんて原告も不安にならないかな。

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著者プロフィール

関西学院大学法科大学院教授

「2019年 『アメリカ憲法の考え方』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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