昔、革命的だったお父さんたちへ: 「団塊世代」の登場と終焉 (平凡社新書 288)

  • 平凡社
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (219ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784582852882

感想・レビュー・書評

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  • うーん、今から読むと隔世の感がある、当時はすごいですね、ほんとに

  • 団塊世代を見るポスト団塊世代を見るゆとり世代。

  • 読み飛ばし。団塊世代を糾弾する本という印象。君たちは自分のことだけよかったらいいのか?子、孫世代のことまで考えて年金やらもろもろのことを考えているのか?あのころのように頑張れよ!といった内容。
    安保闘争に若干アコガレを抱く私にとっては、時代背景や闘争が起こった背景なんかがもっと分かり易く書いてあればよかったな。マルクスやらレーニンやら、当時の若者がなぜそこまで傾倒したのか。。。ちと読み取れなかった。一筋縄ではいかない内容だから仕方ないけど。

  • 新左翼の体系的な活動が理解できた。

    複数の書物を構造・重層的に読むことが理解への近道。

  • [ 内容 ]
    日本の戦後史のなかで、団塊の世代は大きな役割を演じてきました。
    六〇年代の政治の季節では理想に燃えて行動し、八〇年代には働き盛りとしてバブルの現場を駆け回り、そしていま、大量定年を迎え高齢化社会を現出させようとしている。
    しかし、このままでいいのか?
    いまの日本社会は、かつての理想からあまりにかけ離れてはいないか?年金持ち逃げと言われるか、有終の美を飾るか。
    いま改めて、団塊のお父さんたちに挑発とエールを送る。

    [ 目次 ]
    序章 父よ、あなたは「革命的」だった
    第1章 団塊世代、かく戦えり-戦後日本と新左翼運動(団塊前史 新左翼運動の多様化 『いちご白書』でオシマイですか?)
    第2章 サブカルチャーにはじまり、終わった世代-団塊世代が切り開いた地平と挫折(黄金の六〇年代 24時間、なに考えてました? 「第二の敗戦」と「二度目の挫折」)
    第3章 亡国の世代 やり逃げの世代-そう呼ばれて、消えて行くのか(だから彼らは嫌われる 若者はとっくにキレている 国を変えるか、国を滅ぼすか)

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    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • 結局の所、団塊の世代とは、人材的に谷間の世代と言うべきかな。戦後の日本を立ち上げたのは、段階前の世代だし、その後の世代は苦境にたたされている。一番美味しいところを持っていったおじさん世代だね。昭和二十二年から二十四年生まれくらいが一般的に言われている年代です。

  • 「新左翼・全共闘って何?」という人には手際よく短くまとめている。世代論的分析としては・・・

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著者プロフィール

1958年、東京生まれ。神奈川大学中退。1983年、英国ロンドンに渡り、現地発行日本語新聞『英国ニュースダイジェスト』の記者となる。日本のメディアにも寄稿を続け、1989年には『地球の歩き方・ロンドン編』の企画と執筆で中心的な役割を果たす。1993年に帰国して以降は、フリーで執筆活動に専念している。英国史・ヨーロッパ史から軍事問題、日本国憲法、サッカーに至るまで、幅広いテーマで執筆している。また、ノンフィクションとフィクション、どちらもこなせる。2013年10月には、作家・ジャーナリスト「林信吾の地球に優しいブログ」http://ameblo.jp/gojibuji/を開設した。

「2015年 『関白・前田慶次郎 ジパング大乱』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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