- Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
- / ISBN・EAN: 9784582857559
感想・レビュー・書評
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連歌というかなり知的に高度な遊びがあったことや、明智光秀の本能寺前の有名な連歌会とかも知っていたが、連歌と戦国にフォーカスした本は今までになく面白かった。武士には必須の教養でありコミュニケーションツールでもあった連歌。そのファシリテーターを務めたり採点したりした連歌師は今で言えば俳句の夏井先生みたいな感じか。
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連歌について知りたくて、まず書店で目についた本書を手にしましたが、もう少し基本的なことが私の頭に入っていないと、楽しめないのかなぁ、というのが現時点での感想。
同じ著者の「連歌とは何か」を読ませていただいてから、改めて本書について改めて評価したいと思います。 -
<目次>
第1章 武将はなぜ連歌をしたのか
第2章 連歌師と武将
第3章 三人の連歌師
第4章 公家と連歌師
第5章 連歌、武家の行事となる
第6章 連歌の「意図」を読む
第7章 軍師の連歌
第8章 連歌その後
<内容>
中世文学の代表である「連歌」。今一つ分かりにくい連歌の世界を知りたくて手に取った。が、なんとなくわかったが、内容的には「連歌」の世界を知っている人向け。「連歌」とは何か、が飛んでいて、その先の武士や貴族と連歌の結びつきや使用法が述べられている。
こうした本に珍しく(こうした本だから?)歴史小説からの引用がたびたび取り上げられる。こんなものなのかな?