新書773天空の城を行く (平凡社新書 773)

著者 :
  • 平凡社
3.67
  • (2)
  • (0)
  • (4)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 28
感想 : 7
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (269ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784582857733

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 各地の山城の歴史が述べられるとともに、簡単な城の縄張り図があって行った気分になって楽しめる。

  • 2021年1月期の展示本です。
    最新の所在はOPACを確認してください。

    TEA-OPACへのリンクはこちら↓
    https://opac.tenri-u.ac.jp/opac/opac_details/?bibid=BB00517744

  • 何度も読み返しても面白いです。 特に、各城のイラストマップが載っているのがとても分かりやすく、戦国武将と城好きの僕には魅力的です。ちなみに、この中で八上城と山崎城、上月城、鶏籠山城、小谷城を訪れました。その際には、この本を持参して訪れて、実際に城の縄張りが理解できました。また、各城によりますが、最後の部分で城に関連するスポットが書いてあるのも、とても良いです。城へのアクセスやおすすめの散策ルートなどが書かれていて、僕にとっては参考になります。

  • <目次>
    はじめに 天空の城の歩き方
    第1章  詰の城~守護大名が籠城した最後の砦
    第2章  戦国大名の城~大規模化する城郭
    第3章  合戦の城~難攻不落、攻防の最前線
    第4章  織豊期の城~天守と石垣、近世城郭の誕生
    第5章  江戸期の城~山城の時代から平城の時代へ

    <内容>
    「天空」と銘打っているが、要するに山城の紹介(登れないものや改変の大きすぎるものは除外されている模様)。数ページずつの紹介ながら、50の城をきちんと歴史的、地形的に載せている。城歩きに詳しくない私的には、結構網羅されていると感じたのだがどうだろう?


    逗子市立図書館

  • 最近はやりの山城の紀行文
    もう少し、歴史に対する造詣があれば..

  • 天空の城、視覚的には竹田城のイメージだが、その外観のことではなく、山城全般について書いた本。歴史的背景、今見に行くとしてどう観れるか、詳しく書かれていて面白い。城郭の配置や町とのつながりも見えて、面白い。

  • 書名に用いられている「天空の城」だが、これは霧が掛かる等して、山頂辺りの城の遺構が「雲に浮かぶ?」ように見える現象を指していて、その「“天空の城”という現象が見られる可能性も在る“山城”」を纏めたものが本書だ。
    本書では、多くの“山城”の中から「遺構が判り易い」、「比較的訪ね易い」ものを選んでいる。或いは近くに一寸した資料館が在る等、「所在地域で、地域の歴史として一定程度敬意が払われている城跡」というようなイメージも在るかもしれない。
    非常に面白い!!

全7件中 1 - 7件を表示

著者プロフィール

1972年、東京都生まれ。國學院大學大学院文学研究科博士課程後期退学。専門分野は日本中世史。現在、静岡英和学院大学講師・早稲田大学エクステンションセンター講師・日本城郭協会理事。戦国時代の武将・城郭・甲冑・刀剣に詳しい。
主な著書に『家康と茶屋四郎次郎』(静岡新聞社)、『戦国合戦史事典』(新紀元社)、『天空の城を行く』(平凡社)、『日本の城・城合戦』(西東社)、『ずかん武具』(技術評論社)など多数。2023年NHK大河ドラマ『どうする家康』に資料提供として参加している。

「2022年 『家康の本棚』 で使われていた紹介文から引用しています。」

小和田泰経の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×